月食を眺める夢

夢の中で月食を見上げていた。わたしは旅先にいて、確か幼友達が一緒にいた気がする。周辺には田畑のある西日本の田舎のような風景が広がっていた。空は夕焼けか、あるいは朝焼けのようにうっすらと赤く染まっていて、時間帯は夜ではなかった。しかし、わたしが見ていたのは日食ではなく、月食だった。 視界が建物や木々によって少し遮られていたので、わたしは畦道を小走りで通り過ぎ、空が開けた場所へ向かった。コーラルからオレンジへとグラデーションを描く空に、左下の部分が欠けた月が浮かんでいた。幻想的な美しい眺めだった。やがて近くの建物からたくさんの学生たちが出てきて、賑やかに月を見上げ始めた。どうやらその建物は、合宿所か何かのようだった。…

額装店のオーナーから賞賛の言葉を貰って

新たに4枚の絵の額装が仕上がった。 私は体調が優れなかったため、Vに受け取りに行ってもらったところ、額装店のオーナーがわたしの絵を絶賛していたと教えてくれた。 「原画は、Instagramに投稿されている画像とは深みも迫力も色彩も全く違って、本当に素晴らしい」と言ってくださったそうだ。また、「3年前に独学で絵を描き始めたなんて信じられない」とも。 数多くのアーティストの作品を額装してこられた専門家からそのように言ってもらえて、ただただ嬉しい限りだ。そして、今回の額装も実に美しくて、とても嬉しい。手元には既に次の額装を待っている絵があるし、これからもどんどん描いて、素敵に額装してもらおうと思う。…

母が再び死ぬ夢

夢の中で母が再び死んだ。 わたしはどこか知らない場所で布団に入っていた。すると黒い柴犬がとぼとぼとこちらに向かって歩いてきた。 わたしは母がもうすぐ亡くなることを知っていたので、寂しそうな様子のその柴犬に「大丈夫だよ、こっちにおいで」と声をかけ、布団の中に入れて抱きしめた。 その後、階段を降りると、下にはさくらがいた。 さくらはいつものように丸くなって眠っていた。 わたしは「さくら!」と声を上げ、駆け寄って彼女の身体を撫でた。 すると、さくらの姿はフェレットのような小動物の姿に変わった。 今朝は他にも死者に纏わる夢を見た。 死者(夢の中では“祖父”と呼ばれていた)の遺体が階下に安置され、上階では大勢の人が賑やかに集まっていた。 ある女性が「ざわめきのせいで階下から死者の声が聞こえた」からと、帰りに消毒スプレーのようなものを買って自分の身体の周りに振りかけていた。 死者に纏わる夢を見るというのは、まさに魚座の最終度数を進行中の海王星(そしてドラゴンヘッドも)らしい出来事だ。あちらとこちらの境界が融けていく。そうしてまた新たに生まれ変わる。…

ターコイズブルーの海と空に開いた黄色い花

今朝の夢の旅先はとても美しい海が見える街だった。岩場の向こうに広がる鮮やかなターコイズブルーの海をはっきりと覚えている。わたしは濡れてもいいように水着に着替えてから、カメラを持って海辺へ向かおうとしていた。 背後から射す陽の光も美しかった。太陽の周りに大きな黄色い花びらのようなものがいくつも広がり、まるで空に巨大な花が開いているかのようだった。わたしはあまりに見事な光景に感嘆し、歩きながら何度も何度も空を見上げた。…

たくさんの白鳥と白鳥使いの女性たち

旅先で知らない街を歩いていた。石畳の広い通りには大きな街路樹が並び、すぐそばには大きな川が流れていたと思う。夕暮れが近いようで、空は美しいグラデーションを描いていた。突然、数十羽の白鳥が空を羽ばたき、規則正しい動きで旋回したかと思うと、ひとつの木に集まった。わたしはあまりに見事な光景に感嘆した。 近づくと、そこには白鳥たちに指示を出している女性たちがいた。白鳥たちは彼女たちによって訓練されているようだった。わたしは、“白鳥使い”たちに話しかけた。彼女たちは、白鳥たちを連れて移動しているようで、滞在先と思われる場所へわたしを招き入れてくれた。 そこでどんな話をしていたかは思い出せないが、わたしはたくさんの白鳥に囲まれてリラックスしていた。白鳥たちはみな穏やかで、その体はふわふわとして温かく、触っても嫌がることはなかった。…

時計通りに

夢の中で食べたたらこスパゲティ夢の中で食べたたらこスパゲティが美味しかった。 超高速で走る新幹線のような乗り物で移動し、駅で降りた後はやたらと広い道路を歩いて空港へ移動した。滞在先らしいホテルの部屋で、前日に用意されていたたらこスパゲティを食べた。飲み物はバッグに入っていた水とミルクティー。コーラが飲みたかったが、乗り物に置き忘れてしまったようだ。 乗り物を降りる時には地図が同時に見えていた。思いのほか早く到着したので、慌てて降りた。空港は2つあり、そのうちの1つにはブラジル国旗のようなものが見えていた。辿りついたホテルの部屋は超高層階の近未来的空間で、窓の外にはたくさんの星が見えていた。 わたしは、ブランケットの上に直接盛られた大量のたらこスパゲティをパクパク食べながら、左上方に浮かぶホログラムの中の誰かと会話をしていた。わたしたちは言葉を発することなく、脳内伝達でやり取りをしているようだった。わたしは、何かプロジェクトの進捗状況の報告を受け取っていた。その途中にドナルド・トランプの顔が浮かんだのを覚えている。 追記 ブラジル国旗には27の星が描かれている。描かれているのはプロキオン…