Gate to Eternity
14歳の時に偶然目にした萩原朔太郎の詩に衝撃を受けて以来、私は詩人、あるいは詩そのものに憧れ続けてきた。 さきほどふと、絵を描くこともまた「Gate to Eternity」になり得るのだと思った。 目には見えないものを見て、死者の声に耳を傾ける。 個を貫いて普遍へと至る道。…
"Gustav’s Sky" Pastel on Pastelmat 24 x 30 cm I have created a painting for my friends’ orchestra's next concert. The theme for this piece is Gustav Mahler’s Symphony No. 5. While this masterpiece is widely known for its dramatic journey “from despair to…
14歳の時に偶然目にした萩原朔太郎の詩に衝撃を受けて以来、私は詩人、あるいは詩そのものに憧れ続けてきた。 さきほどふと、絵を描くこともまた「Gate to Eternity」になり得るのだと思った。 目には見えないものを見て、死者の声に耳を傾ける。 個を貫いて普遍へと至る道。…
Kostel všech svatých v Lutové, květen Pastel on Pastelmat 18 x 24 cm…
Passing Storm, Western Sky Pastel on Pastelmat 18 x 24 cm…
Thunderstorm after Sunset Pastel on Pastelmat 18 x 24 cm Reference photo by Meteorologická Stanice Churáňov…
Facebookが11年前の今日の投稿を見せてくれた。 耐えがたいほどの歯痛をきっかけに、「僅かでも本心に背くことをしなければ生きられないなら、この人生自体がエラーなのだから、野垂れ死にすればいい」と腹を括り、文字通りすべてを手放してゼロに還ると決めた日の記録。 当時は想像すらしていなかったが、この数ヶ月後、私は思いもよらぬ流れに乗って一人チェコへ向かうことになり、やがて移住した。ちなみにこの時に痛んでいた歯は、2021年に通い始めたチェコの歯科医院で、右は抜歯、左は精密根幹治療を受け、今ではまったくトラブルなく過ごしている。 あの「ひたすら放棄してゼロに還ればいったいどうなるかという実験」の末に、今の自分がある。 2015年8月15日 先週はじめに右上の第二大臼歯がひどく痛みだし、急遽見つけた近所の歯科医院に飛び込んで数年ぶりに治療を開始した。この歯は過去にも根管治療を受けていたが、再び根の治療をすることになった。 ひとまず痛みも治まり一息と思いきや、翌日には反対側、左上の第二大臼歯が猛烈に痛みはじめた。ボルタレンを服用しても眠れないほどの痛みに、仕事を休んで久々に寝込ん…
友人が所属するオーケストラの演奏会のために絵を描くにあたり、グスタフ・マーラーの交響曲第5番を聴いている。具体的な理由もあって、マーラーには長年食指が動かずにいたが、とうとう聴く理由がやってきた。 彼は、私が暮らす街からそう遠くはない、現在のチェコ共和国イフラヴァ(Jihlava)で生まれ育った。そこで、ここはやはり、同じくボヘミア人でありながら「故郷のない生」を生きた、ラファエル・クベリークの指揮で聴くことにした。 この交響曲は「絶望と死から、愛と祈りを経て、歓喜へと至る」と解説されることが多いようだが、第1楽章から第5楽章まで全編を通して繰り返し響いてくるのは、底なしの深い孤独と悲しみだった。「アルマへの求婚」としてロマンティックに語られる第4楽章も、決して実現することのない幻想(理想郷)への渇望が感じられ、儚く、美しく、そして悲しい。 先月ストックホルムで足跡を追ったエウヒェン王子やエウヒェン・ヤンソンの作品からも、深く静かな孤独を感じた。そしてむしろ私はそこに、どこにもない懐かしい故郷を垣間見るような安堵を覚えた。「孤独」と「悲しみ」を鍵に、これまで聞いてこなかったマーラ…
Sunlit Rain Clouds in the East Pastel on Pastelmat 18 x 24 cm…