描かされ、描いて、描かせてもらう

これまでは、写真や目の前の眺めをなるべくそのままに描くことに没頭してきたが、そろそろ「何を最も描きたいのか」「どこに焦点を置き、どこを省略するのか」「どのような構図にするのか」というようなことを考える必要がある。描かされている状態から、描く状態への移行と言えるのかもしれない。 そして、これからも繰り返しこの移行を重ねていくのだろう。一つ段階を昇っては、また描かされる状態へと移行し、また更に一つ上の段階で描く状態へと移行していく。いずれにしても「見る」目を鍛え、磨き続けていくのが重要なことに変わりはない。…

自己を通って普遍へ至る

「自分のため」の行為が、自分のみで閉じてしまうか、それとも、自己を通って他者へ、そして普遍へと通じていくかは、自己想起の有無にかかっているのだろう。はじめは自己の慰めでしかなかった創作も、そこに自己想起が伴えば、やがては普遍へとつながる道になり得る。 最近味わった違和感について考えているうちに、そう思い至った。自己想起なきまま、つまりは小さな自己に閉じたまま作られた創作物は、どこか真似事に終わり、虚しい。自己想起なきまま、流木のように物質世界の時間に流されているだけの人の言葉も、上面だけで空虚だ。そして、そうした虚しい行為に費やす時間は私にはもう残っていないし、そうした虚しい人や事に関わっている暇もない。…

The Northern Sky around 5:45 pm 28/02/2026

The Northern Sky around 5:45 pm 28/02/2026 Pastel on Pastelmat 18x24 cm 15分ほどで急いで描きとめたスケッチの細部を少し整え、実際に飛び回っていた鳩の群れも描き加えた。…

Snowy Landscape, Bečice, South Bohemia, 2026

Snowy Landscape, Bečice, South Bohemia Pastel on cold-pressed watercolor paper, 14.8 x 21.0cm Reference photo by Jan Jiránek 同じ地域に住んでいるJiránekさんが先日投稿された写真がとても素敵だったので、パステルでまた一つ小さな絵を描いた。南ボヘミア、Bečiceの雪景色。水彩紙の質感と効果はなかなかおもしろいので、他と並行してこうした小さい絵も描いていこうと思う。…

The South Pacific from the Ship, 2026

The South Pacific from the Ship Pastel on cold-pressed watercolour paper, 14.8 x 21.0cm 一時間ほどで描いた小さな海の絵。船の上から見た南太平洋。ロンドンで出会った人が旅先から送ってくれた写真の海の色が素晴らしかったので、思わず描きたくなった。 水彩紙を使ったのはかなり久しぶりで、描き心地もパステルの粉の飛び散り具合も新鮮だった。…

絵を描くスペースを再整備したい

一気に増えた画材が画机の上に積まれたままになっている上に、身体のサイクル上の不調もあり、ここ数日はまだダイニングテーブルで小さなスケッチばかりしている。昨夜は、水彩色鉛筆で次に描きたい絵のサムネイルを作っていた。 そして、今日はドイツからSchminckeのソフトパステル120色セットと水彩絵具セットが届いた。そろそろ収納棚がもう一つ必要になってきた。スペース自体の配置換えも必要になりそうだ。…