Light between the Storms, 2026

Light between the Storms 30-minute pastel sketch through the window Pastel on Pastelmat 18 x 24 cm⁡⁡ ストームの合間に現れた束の間の光。普段パステルで絵を描いている部屋の室温がようやく30℃を下回り、久しぶりにパステルの蓋を開け、窓の向こうの空をスケッチした。…

Watercolour study: Sunset over Shinri Beach, Kume Island, 2026

水彩画6枚目は、昨年、久米島のシンリ浜で眺めた夕暮れの空を描いてみた。 熱波(熱ドーム)は去ったものの、室内の温度がなかなか下がらない。普段パステルで絵を描いている部屋の室温は、いまだ31℃もある。この国の建物は、冬の寒さに備えて断熱性が非常に高いため、一度熱がこもると冷えるまでに時間がかかるのが辛いところだ。 そんなわけで、まだしばらくは少しでも涼しい場所に移動して、水彩画の練習をする。水彩絵具はパステルと違って、扇風機を真横に置いても粉が飛び散らないので助かっている。…

Watercolour study: Storm Clouds over Galterö, 2026

水彩画5枚目 先日訪れたヨーテボリ南群島のGalterö島で眺めたストーム雲を描いた。 初めてWet-on-wet技法に挑戦したところ、やはり水のコントロールは難しく、だからこそ非常におもしろいと感じた。紙が乾く前に描き進めるスピード感もスリリングだ。しばらく練習を重ねていきたい。 水彩画、特にWet-on-wet技法に求められる速度は、パステル画にもおもしろい影響をもたらしてくれる気がする。ディテールを構築するのではなく、光と影を素早く捉え、空気や気配を描いて広がりをもたらすためのいい勉強になりそうだ。…

初めての水彩画

イェーテボリから戻ってすぐ予定がいくつも立て続き、その後、身体のサイクルで体調が落ち、更には厳しい熱波がやってきて、あまりの暑さに何もできず、しばらく絵を描けずにいた。そんな中、ふと思い立って、2月に購入したまま放置していたSchmincke Horadamの水彩絵具セットを開封した。 初めての水彩画は、1月にロンドンで実際にこの目で見た J.M.W. ターナーの名作《The Scarlet Sunset》を模写してみた。 続いて2枚目には、先月末に訪れたイェーテボリ北群島に位置するRörö島の思い出を描いた。 紙の白を残したり、淡い色から徐々に濃い色を加えていく水彩は、影(暗)から光(明)を足していくパステルとは過程がまるで異なり、難しいけれどおもしろく、とても新鮮だ。 普段、私がパステルを広げて絵を描いている場所は、我が家の中でも一番明るいエリアで、当然ながら室温も最も高くなる。この熱波が過ぎ去るまでは、日中そこにはいられそうにないので、目にも涼しい水彩画で遊ぶことにした。パステルに比べると、水彩絵具は狭いスペースでもパレットを広げられるのと、粉の飛び散りを気にしなくて済む…

Silent Flight - Sky over the Sea in Cancale, 2026

Silent Flight - Sky over the Sea in Cancale Pastel on Sennelier Pastel Card 24 × 32 cm⁡ 2023年10月末、私は素晴らしいパステル画家、Catherine Hutterさんのギャラリーを訪ねるため、初めてブルターニュのカンカルへ旅をしました。そこに広がっていた海は、まるで内側から発光しているかのように淡い銀色に輝いていて、忘れられないほど印象的でした。そして不思議なことに、その景色は、随分前に白昼夢の中で見た場所であるかのように感じられたのです。 12、3年前、まだ東京に住んでいた頃、仕事帰りの地下鉄の中で鮮明な白昼夢を見ました。そこは美しい海でした。私は足首まで海水に浸かりながら、向こう岸に浮かぶ特徴的な建物のシルエットを眺めていました。そして、そこに誰かが待っているような気がしたのです。ひんやりとした水の感触は心地よく、なぜかしら懐かしさを覚える光景でした。 後になって、その白昼夢の中で見た遠くの建物が、モン・サン=ミシェルによく似ていることに気づきました。良質な牡蠣で知られるカンカル…