与那国馬の背に乗って
久米島滞在4日目は、与那国馬の背に乗せてもらって、あまり知られていない眺めのいい丘へ連れて行ってもらった。私を乗せてくれたのは、経験豊かな雌馬、久米島馬牧場のムギちゃん。馬の背の上で過ごした時間は、静かで、穏やかで、心地よかった。…
久米島滞在4日目は、与那国馬の背に乗せてもらって、あまり知られていない眺めのいい丘へ連れて行ってもらった。私を乗せてくれたのは、経験豊かな雌馬、久米島馬牧場のムギちゃん。馬の背の上で過ごした時間は、静かで、穏やかで、心地よかった。…
今日は午後までホテルの部屋でのんびり過ごし、ほんの少しだけパステルでスケッチをした後、スポーツショップ・アクティブのオーナーさんに教えてもらった登武那覇城跡を訪れた。 登武那覇城は、伊敷索按司の三男である笠末若茶良(がさしわかちゃら)が城主をつとめたグスクらしい。笠末若茶良は民から慕われる人望厚い城主だったが、首里の命令により息子を討つことになった父によって攻めこまれた。戦いは父方の敗戦に終わったが、落胆した笠末若茶良は母のいる粟国島へ向かった。しかし、船は時化にあい、東奥武島に続くサンゴ礁、御願干瀬に乗り上げてしまった。笠末若茶良はなんとか命を取りとめて登武那覇城下の浜に辿り着いた。しかし、笠末若茶良の窮地を知った父によってふたたび攻めこまれて、最後は自害したと伝わっている。…
昨年会いに行った久米島のアイドル犬、スポーツショップ・アクティブの大吉くんに、今回もまた会うことができた! 大吉くんは尻尾をブンブン振って大歓迎してくれた後、私の腕をロックオンして無限なでなでを要求。もちろん私は脚が痺れるまで彼のもふもふな触り心地を堪能させてもらった。 オーナーさんに、私が描いた久米島の風景のポストカードをお渡ししたところ、地元の方ならではのお話をいろいろ聞かせてもらった。久米島出身/在住の方に、私が描いた久米島の絵を見てもらえるのは本当に嬉しい。今後もまだまだ描いて、シリーズを増やすつもりでいる。…
不思議な夢の中で見た六角形の岩が並ぶ海岸と洞窟に、よく似た場所がある島へ再びやってきた。昨年初めてこの島へ来た時にもそうだったように、飛行機が那覇空港を飛び立って、遠ざかっていく沖縄の街並みと光る海を見下ろしているうちに、切なさに似た説明しがたい感情が腹からこみ上げて、胸が熱く、苦しくなり、涙が零れそうになった。…
9日間ほぼ毎日10~20km歩いて山を登り続けたためか、旅から戻った後は脚の浮腫みがなかなかひかなかったのだけれど、今日になってようやく踝や足の甲の骨と血管が見えるぐらいにまで回復した。更年期で浮腫みやすくなっているのかもしれないが、今後山を登ったり長距離を歩いたりする時には、水分補給に気を付けようと思う。また、今回は普段からよく履いているトレッキングシューズを着用していたのだけれど、長距離を歩くためにはより相応しい靴を探す必要もある。 0:00 /0:24 1× サーミランドでは自然に誘われていくらでも歩ける気がした。…
これまでに経験したことのないほど壮大な風景と静寂に加え、一晩中太陽が沈むことなく明るかったため時間の感覚が狂ってしまい、まったく別の時空を旅してきたかのような不思議な感覚が残っている。実際にサーミランドに滞在したのは9日間だったが、まるで数ヶ月が経過したかのようだ。そして、まだ心はサーミランドを彷徨っている。 0:00 /0:28 1×…