初めての水彩色鉛筆

ロンドンで購入したCaran d'Acheの小さな水彩色鉛筆セットで描いてみたスケッチ。水彩色鉛筆を使うのはこれが初めてで、慣れない画材に随分戸惑ったけれど、思うようには描けない不自由さも含めてなかなか楽しかった。 当然ながら、水彩色鉛筆はパステルとは性質が全然違って、描き方の手順もほぼ逆になるというのがおもしろい。これからも時々遊んでみようと思う。…

帰ってきた日に描いた一枚

ロンドンから、約2時間のフライトを経てプラハに到着。その後さらに約2時間かけて、ターボルの自宅に帰り着いた。 さすがに移動の疲れも感じるし、旅の荷物が画机の上に積み重なっているので、絵を描くのは来週からにしようと思っていたけれど、やはり何か描きたくなり、ダイニングテーブルで、数日前に実際にこの目で見た J.M.W. ターナーの水彩画をパステルペンシルで模写して遊んだ。…

ロンドンの鳥たち

ロンドンでも、気づけばいつも、鳩や、カラスや、カモメを目で追っていた。 みんな、どうか無事に冬を越して、安全に、元気に、長生きしてね。 0:00 /0:12 1×…

ありがとう、ロンドン

前日までの天気予報とはうって変わって青空が広がった金曜日。おかげで雨に濡れることなく空港まで移動することができた。 東へ向かう飛行機はロンドン中心部の真上を通過し、テムズ川はもちろん、ビッグ・ベンやロンドン・アイもはっきりと見えた。 やがて雲海の上に広がった夕焼けは、テート・ブリテンで見たターナーとコンスタブルが描いた夕空を彷彿させた。 素晴らしい出逢いと、多大な芸術的刺激に満ちた、実に充実した6日間だった。思っていたよりもずっと楽に行き来ができたので、ロンドンへはこれからまた何度でも足を運びたい。…

John Martin Galleryへ

ロンドン滞在最終日には、Andrew Giffordのシリーズ作品『Moss Light』を見るために、John Martin Galleryを訪れた。実際の作品はやはりPC画面上で見るのとはまったく異なり、その前に立っていると、まるで自分が絵の中の木漏れ日に包まれているような錯覚に陥り、足を踏み出せば落ち葉の感触が足に伝わり、周囲からは木々や苔や土の香りが漂ってくるかのように感じられた。 John Martin Galleryは、他にも魅力的な画家の作品を多く取り扱っている。私が特に好きなのは、パステル画や油彩画でまるで夢の中のような独特な世界を生み出し続ける画家、Richard Cartwrightだ。 画廊のオーナーに、彼の作品がとても好きで、いつか原画を見たいと思っていることを話したところ、「彼はひっそりと静かに暮らしているけれど、友人や気の合う人たちと話すのは好きなので、連絡を取ってみては?きっと気が合うと思うよ。」と言われた。少し緊張するけれど、一度彼にメッセージを送ってみようかと思っている。…

余韻、散策、雲と鳥たち

今日は終日いいお天気で散策日和だった。テート・ブリテンの「Turner & Constable」展で受けた多大な刺激の余韻を味わいながら、しばらくテムズ川沿いをのんびりと歩いた。川べりや公園では、カモメや鴨、カラス、鳩など、たくさんの鳥たちが、餌を啄んだり、歩き回ったりしていて、眺めているのが楽しかった。 0:00 /0:19 1× なんとなく歩いているうちにウエストミンスター寺院に辿り着き、ビッグ・ベンも見に行こうかと思ったけれど、観光客らしき人の数が増えてきたので、そのまま地下鉄に乗ってホテルへ戻った。…

Turner & Constable

今日はいよいよ今回のロンドン滞在の最大の目的である「Turner & Constable」展へ。朝から青空が広がり、テート・ブリテンへの道のりも気持ちがよかった。 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーも、ジョン・コンスタブルも、有名な大作は凄まじい迫力でまさに圧巻だったが、今回私は特に、彼らの眼差しや、筆遣い、呼吸までもが伝わってくるようなスケッチと小作品に強く惹かれた。 展示室に足を踏み入れてまず最初に目に飛び込んできたのは、コンスタブルの水彩スケッチで、これがとてもよかった。その隣には、これらのスケッチを元に描かれた油彩画『Bow Fell, Cumberland, 1807』が並んでいた。 コンスタブルの油彩スケッチも素晴らしい。今回私は特に、彼が描いた夕空に強く惹かれ、ひとつひとつその色彩をじっくりと味わった。 ターナーの『The Scarlet Sunset, c.1830』はやはり素晴らしくて、絵の前からしばらく動けなかった。思っていたよりもずっと小さな作品だったが、その美しい色彩からは空気や温度、気配までもが伝わるかのようだった。 ターナーの…

夕暮れのトラファルガー広場とテムズ川

The Pastel Societyの年次展覧会で濃密な数時間を過ごした後、会場で出会ったアートコレクターさんとトラファルガー広場、そしてナショナル・ギャラリーまで一緒に歩いた。 彼からは「まだ開いているようであれば、せめて有名な作品だけでも観て行けば?」と勧められたが、既に数々のアート作品に触れ、多彩なアート談話の中で十分に刺激を受けていたので、彼とお別れした後は、近くの画材店に立ち寄り、のんびりとテムズ川まで歩いて、地下鉄に乗ってホテルへ戻った。…