空を見上げて
一つの絵を描き終えて、次に何を描こうかとモチーフを探すと、いつも空の写真やイメージに行きつく。そうして毎日空を眺めては、空の絵を描いている。 東京で暮らしていた頃、ふと空を見上げて「毎日ただ空を眺めて過ごせたらいいのに」と呟いたら、隣にいた友人が「そのうちそれが現実になるよ」と言ったのを覚えている。そんな風に願っていたから、思いがけない流れに運ばれて、空が広くて雲が近く感じるこの地にたどり着いたのかもしれない。…
一つの絵を描き終えて、次に何を描こうかとモチーフを探すと、いつも空の写真やイメージに行きつく。そうして毎日空を眺めては、空の絵を描いている。 東京で暮らしていた頃、ふと空を見上げて「毎日ただ空を眺めて過ごせたらいいのに」と呟いたら、隣にいた友人が「そのうちそれが現実になるよ」と言ったのを覚えている。そんな風に願っていたから、思いがけない流れに運ばれて、空が広くて雲が近く感じるこの地にたどり着いたのかもしれない。…
昨日開催された六甲フィルハーモニー管弦楽団の第56回定期演奏会は大成功だったとの報告をいただいた。パンフレットに絵を提供したわたしにとっても、大変嬉しい知らせだ。 次回演奏会にも絵を描かせてもらう。またイマジネーションと色彩を自由に羽ばたかせて描くつもりだ。 そして、ある人から、今回の演奏会のために描いた絵の原画を購入したいという申し出があった。思いもよらない申し出にとても驚いた。また新たにわたしが描いた絵のオーナーになってくださる方が現れて、とても嬉しい。…
夢の中で月食を見上げていた。わたしは旅先にいて、確か幼友達が一緒にいた気がする。周辺には田畑のある西日本の田舎のような風景が広がっていた。空は夕焼けか、あるいは朝焼けのようにうっすらと赤く染まっていて、時間帯は夜ではなかった。しかし、わたしが見ていたのは日食ではなく、月食だった。 視界が建物や木々によって少し遮られていたので、わたしは畦道を小走りで通り過ぎ、空が開けた場所へ向かった。コーラルからオレンジへとグラデーションを描く空に、左下の部分が欠けた月が浮かんでいた。幻想的な美しい眺めだった。やがて近くの建物からたくさんの学生たちが出てきて、賑やかに月を見上げ始めた。どうやらその建物は、合宿所か何かのようだった。…
新たに4枚の絵の額装が仕上がった。 私は体調が優れなかったため、Vに受け取りに行ってもらったところ、額装店のオーナーがわたしの絵を絶賛していたと教えてくれた。 「原画は、Instagramに投稿されている画像とは深みも迫力も色彩も全く違って、本当に素晴らしい」と言ってくださったそうだ。また、「3年前に独学で絵を描き始めたなんて信じられない」とも。 数多くのアーティストの作品を額装してこられた専門家からそのように言ってもらえて、ただただ嬉しい限りだ。そして、今回の額装も実に美しくて、とても嬉しい。手元には既に次の額装を待っている絵があるし、これからもどんどん描いて、素敵に額装してもらおうと思う。…
The Sky over Okinawa Islands Pastel on Pastelmat 24x30 cm…
Moonlit night at Shinri beach, Kume Island Pastel on Sennelier Pastel Card 24x32 cm…
夢の中で母が再び死んだ。 わたしはどこか知らない場所で布団に入っていた。すると黒い柴犬がとぼとぼとこちらに向かって歩いてきた。 わたしは母がもうすぐ亡くなることを知っていたので、寂しそうな様子のその柴犬に「大丈夫だよ、こっちにおいで」と声をかけ、布団の中に入れて抱きしめた。 その後、階段を降りると、下にはさくらがいた。 さくらはいつものように丸くなって眠っていた。 わたしは「さくら!」と声を上げ、駆け寄って彼女の身体を撫でた。 すると、さくらの姿はフェレットのような小動物の姿に変わった。 今朝は他にも死者に纏わる夢を見た。 死者(夢の中では“祖父”と呼ばれていた)の遺体が階下に安置され、上階では大勢の人が賑やかに集まっていた。 ある女性が「ざわめきのせいで階下から死者の声が聞こえた」からと、帰りに消毒スプレーのようなものを買って自分の身体の周りに振りかけていた。 死者に纏わる夢を見るというのは、まさに魚座の最終度数を進行中の海王星(そしてドラゴンヘッドも)らしい出来事だ。あちらとこちらの境界が融けていく。そうしてまた新たに生まれ変わる。…
今朝の夢の旅先はとても美しい海が見える街だった。岩場の向こうに広がる鮮やかなターコイズブルーの海をはっきりと覚えている。わたしは濡れてもいいように水着に着替えてから、カメラを持って海辺へ向かおうとしていた。 背後から射す陽の光も美しかった。太陽の周りに大きな黄色い花びらのようなものがいくつも広がり、まるで空に巨大な花が開いているかのようだった。わたしはあまりに見事な光景に感嘆し、歩きながら何度も何度も空を見上げた。…