疲労からの回復と母と祖母が暮らす隠し部屋の夢

週末から寝込んでいたので、いつも以上にたくさんの夢を見た。久しぶりに、扉を開けた先にある隠し部屋のようなところに母と祖母が暮らしているのも確認し、やっぱり彼女たちは北斗七星にいるのだと実感した。今回見た空間は、複数の部屋が連なっていて、いろんなタイプのベッドがいくつも置かれていた。 いつも通り、日本滞在から戻った後はPMSも月経もあちこちの痛みが強くて、あまりの辛さと倦怠感に土曜日から寝込んでしまった。さらに右のピアス穴の周辺が腫れて痛みも出ていたのが、いよいよ血と膿が流れ出てきた。これらの出血を経過すればやっと回復できそうだ。 結局、今回もまた蓄積した睡眠不足と疲労から回復するのに3週間近くかかっている。身体に無理を重ねて大きな負担をかけると、回復にも同じだけの時間、あるいはそれ以上の時間を要する。…

父の車の給油を手伝う夢

夢の中で父の車の給油を手助けしていた。そこはがらんとした妙にだだっ広いコンクリート造りの給油所で、経営者は高齢の女性らしかった。父の車はあまりに古いため、給油にはエクステンションホースが必要で、他の給油所ではもう対応していないようだった。 わたしは長い長い給油ホースにさらにエクステンションホースを取り付ける手伝いをした。ガソリンタンクは、停車位置からはいくつかの段差を上ったところにあるようだったが、ホースの先は死角になっていて見えなかった。父は車から少し離れた場所で暢気に煙草を吸っていた。 わたしは父に「今はまだこの給油所があるからいいけれど、経営者も高齢のようだし、ここが閉業したらあなたはもう給油ができなくなる。そうしたら車を換えるしかないかもね」というようなことを言った気がする。彼は生前と同じようにのらりくらりとしていて、話を聞いているのかどうかわからなかった。 夢の中でもわたしは現実と同じように、父が聞いているかどうかは気にもせず、「おそらく聞いていないだろうし、やりたいようにやってください」と思っていた。既に亡くなった他の人たちとは違って、父の姿はうっすらと見えていた。多…

実家の床に虫が湧いている夢

夢の中で、以前の実家に似た建物を訪れていた。わたしの滞在用に残してあるという家具のないがらんとした部屋に入ると、床の木材の隙間から大量の虫が現れてうろうろしはじめた。わたしは床の上にあった「さくら」だという小さなぬいぐるみを手に取り、部屋を出て、母と祖母に「虫が大量に湧いている、何とかしないと」というようなことを言った。夢の中では、床の上を這っているのはナメクジだと思っていたけれど、見た目は黒っぽくて複数の足がある小さな虫だった。やがて何かしらの専門家らしい眼鏡をかけた女性がやってきて、部屋の中を確認しはじめたあたりで記憶が途切れている。 母と祖母が夢に現れたのはちょっと久しぶりだった気がする。いつものごとく彼女たちの姿は見えなかったけれど、それが彼女たちだということははっきりわかった。夢の中で既に死んだ人たちに会う時、その姿形は見えることがない。 先月日本で申請した母方の祖父・祖母名義の不動産の相続登記が無事に完了し、すべてを相続した親族から登記完了証を受け取ったという連絡が届いた。これでわたしは、母方・父方どちらものしがらみと重荷から完全に解放された。これまでの人生の大半を…

さくらの感触

夢の中で、ソファの上で横になってうとうとしていたら、足元の方からトテトテトテとさくらがやってきた。そしてさくらは、わたしにぴったりくっついたまま背を向けてどさりと横になった。さくらの頭の毛が顔をくすぐり、わたしは懐かしいその感触がとても嬉しかった。…

近くの街の一軒家を見学している夢

夢の中で、自宅から電車で15分ほどの街にある一軒家を見学していた。その家は売却に出されていて、わたしたちは近くに工房を持つ友人から紹介を受けてそこを訪ねているようだった。チェコによくあるタイプの古い平屋建ての家で、中の状態はよく保たれており、雰囲気や居心地も悪くなかった。Vが「もしここを購入するとしたら、今住んでいるフラットはどうする?」と言い、わたしは「両方所有すればいいんじゃない」と答えていた。…

アルデバラン

今朝目覚める前、赤い巨星がぐんぐんこちらに近づいてきて、頭のすぐ上まで迫ってきた。赤橙色のガスが激しく渦巻きながら轟々と燃えている様子がはっきりと見えた。そして「アルデバラン」という名が浮かんだ。これまであまり意識したことはなかった星だが、どうやらアルデバランが何か伝えに来たようだ。恐怖はまったくなかったので、アルデバランを頭上に受け入れろというメッセージだと受け取った。 別の夢では、見知らぬ大きな港にいた。停留している大きな船は鯨を捕獲して戻ってきたらしく、これから鯨の解体が始まるようだった。さらに、港の上にはペンギンを解体しようとしている人たちもいた。わたしはさすがに見ていられなくて、目を背けた。 昨夜は屋上からペルセウス座流星群を眺めた。空には時折薄く曇がかかり、遠く南の方では大きな雷雲が西から東へと移動していて、ひっきりなしに雷が光っていたけど、それでもいくつもの流れ星が見えたし、ひとつだけひときわ明るい火球も見ることができた。…

小鳥たちと蟻

数日前に見た夢を思い出した。目の間の棚のようなものの上にいた2~3羽の小鳥を掌に載せたところ、大量の蟻がその棚を這い登ってきて、小鳥たちを襲いかけたので、慌ててふり払った。そのうちの2匹が右腕を這い登り、皮膚に噛みついた。ちくりとした痛みをはっきり感じたのも覚えている。しかし、それらもすべて振り落とし、最終的に小鳥たちは無事だった。 月曜日の朝方に見た夢には、ちょっと久しぶりに母と母方の祖母が現れた。相変わらず彼女たちの姿は見えなかった。母が何かしら面倒なことをしでかして、わたしは「もう、またなの?」という気分でその後始末をしていたように思う。祖母はその背後でのんびりした様子でわたしたちを眺めていた気がする。…

夢の中で歩いた公園、大きな川、女性の顔が刻まれた石碑

夢の中で、仕事か何か任務のために知らない土地を訪れていた。わたしはどこかへ移動するため駅へ向かっていた。既に20時を過ぎていたが、空はまだ明るかった。何かの研究所だという建物がある敷地の中を歩いた。わたしは以前にもその研究所を訪ねたことがあるようで、その場所を知っているようだった。 敷地の中には広大な公園があった。そばには大きな川が流れていて、わたしはその川の堤防沿いを歩いた。川の水量は多く、堤防のすれすれまで水が満ちていた。川の向こうには、遠くにビルが建ち並ぶ街の様子が見えた。わたしはのんびり歩きながら、時々立ち止まって写真を撮った。 やがて公園の出口が近づいてきた。出口付近には深々とした森が広がっていて、公園の中とは雰囲気がまるで異なり、さらにそこには石造りの神社かあるいは大きな墓のようなものが建っていた。その森を通り抜けて外へ出た後、改めて振り返ると、大きな石造りの記念碑に女性の顔が描かれていた。 その女性はいわゆる霊能者のような存在で、昔多くの市民を助けた人物らしく、そこに祀られ、現在も人々から信奉されているようだった。ひときわ大きな記念碑の隣には、2、3の小さな石碑も並…