Common Swifts in Flight, 2023
Common Swifts in Flight…
Common Swifts in Flight…
Clouds at Sunset Outside my window at 17:40 yesterday…
The Moon and Two Birds, pastel on papre…
昨日の夜中のこと。幼少期の自分は確かによく一人で絵を描いていたのに、いつの間に「わたしには絵なんて描けないし、描くことに興味もない(卑屈になるのではなく、身の回りの人たちを見て「絵を描ける人、さらっと落描きができる人はすごいなあ」と本気でそう思っていた)と思いこむようになったのだろうという思いが再び頭に浮かんだ。すると、様々な記憶の断片がやってきては流れていき、堪えきれなくなって言葉にしないまましばらく泣いた。そうして久しぶりにまた、背中から脱皮したような、あるいは羽化したような感覚を味わった。今もその余韻は続いていて、まだ輪郭が定まらない柔らかな状態を味わっている。 Last night, the question came to my mind again, when I came to believe that I couldn't draw and wasn't interested in drawing (not in a sneering…
The Sea of Noto Island, pastel on papre From memories of last summer's trip to Japan…
The Sky over Himeji in January 2019, pastel on paper…
昨日投稿したこの絵に対し、思いがけず多くの反応を受け取っている。これは、わたしがこれまでに描いた中で最もスムースに、迷いも苦戦もなく描くことができた一枚だ。 正直なところ、風景を描くよりも遥かに楽しかった。いや、楽しかったという表現は少し違うかもしれない。全体と細部を観察し、慎重に色を選び、徐々に色を重ねていくすべてのプロセスがとにかくスムースで、まるで自分ではないものに導かれ動かされているようだった。 これはつまり頭(小さい自我の思いこみ/固定概念)が邪魔をしなかったのだろう。どんなものを描く時にでもこういう状態で描けるようになるために絵の練習・訓練をするんだなとわかった。 風景を描きたいわけではないし、かといって完全な空想世界を描きたいわけでもないし、いったいわたしは何を描きたいのかと未熟ながらしばらく自問していたが、わたしはゆらぎやあわいに惹かれるのだと改めて実感した。不定形なもの、見えないけれどそこにあるものにいつも惹かれる。言うなればそれは“影”だ。 ピンホール写真を撮り続けているのも多分同じことなのだろう。以前からわたしはこんな風に言っている。"I've been…
Sea Surface of Noto Island, pastel on paper…