イェーテボリから戻ってすぐ予定がいくつも立て続き、その後、身体のサイクルで体調が落ち、更には厳しい熱波がやってきて、あまりの暑さに何もできず、しばらく絵を描けずにいた。そんな中、ふと思い立って、2月に購入したまま放置していたSchmincke Horadamの水彩絵具セットを開封した。
初めての水彩画は、1月にロンドンで実際にこの目で見た J.M.W. ターナーの名作を模写してみた。

続いて2枚目には、先月末に訪れたイェーテボリ北群島に位置するRörö島の思い出を描いた。

紙の白を残したり、淡い色から徐々に濃い色を加えていく水彩は、影(暗)から光(明)を足していくパステルとは過程がまるで異なり、難しいけれどおもしろく、とても新鮮だ。
普段、私がパステルを広げて絵を描いている場所は、我が家の中でも一番明るいエリアで、当然ながら室温も最も高くなる。この熱波が過ぎ去るまでは、日中そこにはいられそうにないので、目にも涼しい水彩画で遊ぶことにした。パステルに比べると、水彩絵具は狭いスペースでもパレットを広げられるのと、粉の飛び散りを気にしなくて済む点が便利だ。
元はといえば、旅や屋外スケッチによさそうだと思って購入した水彩絵具。次の旅までに少し慣れておきたいと思っている。