2022年11月 日本滞在記 - 4

日本で15年以上ぶりにある人と再会した。彼女との対話の中で、わたしは今年唐突に絵を描きはじめるよりも前から見ている絵画に関するビジョンについて語り、自らの個人的なテーマについて話した。すると彼女は「鳥肌が立った」と驚き、以前に彼女が理由もなく繰り返し描いていた絵について話しはじめた。 わたしには、彼女が繰り返し描いていたという異形の存在がありありと想像できた。なぜならそれらはわたしが描こうとしている世界に共通していたからだ。そこで改めて、わたしが彼女からオーラソーマを学んだ頃に、アトランティスや古代エジプトというキーワードが繰り返し登場したことを思い出した。 わたしはさらに、水晶玉の中に見えたMitriという古代エジプトの書記官について話し、自分が描いた彼の絵を見せた。そして、地球さらには太陽系を脱出するという目標について語った。すると彼女は、自分もまったく同じように考えていると言い、死ぬ日を定めた上で、地球には転生しない予定だと語った。 3時間ほどの間に随分いろんなことを語り合った。彼女とはしばらく音信不通だったけれど、ふとしたとことからまた繋がりが生じ、7月に彼女がメッセージ…

2022年11月 日本滞在記 - 3

久しぶりに再会した人から「一ファンとしてあなたのピンホール写真やパステル画、文章を楽しんでいる」と言われ、予期せぬレスポンスを受け取った。彼女もまた、わたしの写真や絵を通して静けさと同時に言語を超える感覚を味わい、わたしが書く文章には不思議といつも共振するのだと話してくれた。 今回の日本滞在中には、思いがけずたくさんの人から、わたしのピンホール写真やパステル画が好きだと言われ、わたしが思っていたよりもずっと多くの人がそれらを見ていること、そしてさまざまな感覚を受け取っていることを知った。 写真も絵も、作るだけで満足していたけれど、それらが人の目に触れ、人に届くことによって、予期せぬ共振や反応が起きること、そして思いもよらない応えが返ってくることを知り、まるでサプライズギフトを受け取ったような気分を味わっている。 そういえば、今日会った人は、さくらの大ファンでもあった。思いがけずたくさんの人が、日本からチェコに移住したさくらの変化と現状を喜び、わたしがFacebookに投稿するさくらの写真や動画を楽しみにしてくれていることを知った。さくらはチェコではもちろん、日本にいるわたしの…

2022年11月 日本滞在記 - 2

幼なじみがわたしの写真集を購入してくれた。わたしが撮った写真や、わたしが描いた絵を見ていると、まるでわたしと一緒にその場に佇んでいるように感じられ、言葉を超えるコミュニケーションを通して様々な感覚を受け取れるのだと言ってくれた。彼女がそのように感じてくれるのはとても嬉しい。…

2022年11月 日本滞在記 - 1

東京、そして会津若松へ。 仕事仲間というだけでなく、立場や肩書を超えて共振を感じる人たちとの愉快な時間。そして、理由もなく大好きな人たちとの心地よい時間。日本に来て、そういう人たちと実際に時と場を共にできるのは、やっぱり嬉しい。…

処分予定だった封筒の中から75万円を見つける夢

夢の中でわたしは何かの組織に属していた。周囲には同じ組織に属しているらしい知らない人々が複数いて、わたしはその場所へ出張に来ているようだった。段ボール箱の中に投げ入れられた処分予定だという書類の中から、わたしは一つの封筒を取り出した。 封筒の中からは、わたしの父の名と、母の内縁の夫の名が記された出資かあるいは貸付に関すると思われる記録書類とともに、75万円分の札束が出てきた。それは当初必要とされたものの結局は余ったお金で、最終的にはわたしが受け取ることになっていた。…