ふたたびタイゲタへ

昨夜は横になる前にまた唐突にタイゲタの名が頭に浮かび、そのまま眠りに落ちた。夢の中でわたしは日本の中都市のような街にいた。辺りは既に暗く、街の中も広い車道も静かだった。ワインボトルのようなものを2つ腕に抱えた若い女性が、急ぎ足で横断歩道を渡っていく姿が見えた。 空には月の他にもうひとつうっすらと桃色がかった光を放つ天体が浮かんでいた。そしてそのすぐそばにかなり大きな星の集団がはっきりと見えていた。やがてその星の集団が一斉に同じ方向に動きはじめた。星だと思っていたが、宇宙船かUFOかあるいはドローンのようなものだったのかもしれない。 すると建物の灯りが一斉に消えて街の中はますます暗くなった。どうやら、空を移動し始めた光る物体の集団に見つかってはならないらしく、人々はみな建物の中に隠れているようだった。攻撃されたり殺されたりするような恐怖は感じなかったが、わたしも見つからないよう体勢を低くして走った。 しかし、どの建物も明かりを消したまま閉ざされていて、どこへ向かえばいいかわからなかった。やがて右前方に唯一緑色の看板に灯りが点いている商店のようなものが見えたので、わたしはそこへ向かう…

プレイオネ、タイゲタ

昨夜もプレイオネへ行くと決めて眠りについた。夢の内容ははっきりとは思い出せないが、ずいぶんと高い山の上を歩いていた気がする。たくさんの緑が生い茂る中、雲がすぐ手に届きそうなところを流れていた。たっぷりとした澄んだ水の印象も残っている。そしてわたしはまた‘母’とともに歩いていた。 植物も空気も空もしっとりと水気を帯びていて、思い出すだけで心身が潤うような心地よさを感じる。とにかく居心地のいいところのようだ。高低差のある美しい山の中を歩いた後は、大きな平屋建ての建物の中にいた気がする。そしてそこにはよく知っている人たちがいた。何をしていたかは思い出せない。 数日前、プレイオネを探索しようと思い立ってすぐにまた、「タイゲタ」と突然頭の中に響いた。そして、その後もタイゲタの名が脈絡もなく頭に浮かぶことが続いた。確か以前にも同じようなことがあり、そこではじめてわたしはタイゲタがプレアデス星団のひとつに数えらるおうし座19番星の名だと知った。 昨年2月にこんなツイートをしていながらすっかり忘れていた。どうやら、タイゲタはわたしの故郷のひとつであるようだ。 昨夜も眠りに入る前に黒曜石でス…

プレイオネとアトラス、そしてアトランティス

プレイオネはギリシャ神話では海の神オケアノスの娘オケアニデス(海や水の精霊)の1人で、アトラスとの間に7人のプレアデス姉妹を生んだ母として語られている。 数年前に思わぬ運びで引越してきた現在の住まいの名称がアトランティスだったことからアトランティスが気になりはじめたのだが、ここしばらく忘れていた。‘アトランティス’とはアトラスの女性形・形容詞形であり、つまりアトラスの娘たちだ。プレイオネとアトラスはやはりアトランティスに繋がる。 昨年突然絵を描きはじめた時、絵ならば海に行かなくても海を作ることができると思った。そして、想像上の風景が描けるようになれば、アトランティスも絵に描けると思ったのだった。…

プレイオネ

昨夜はアンタレスを通ってプレイオネへ行くか、それともまたアルマクあるいはフォーマルハウトへ行こうかと思っているうちに眠りに落ちた。 夢の中ではやはり旅先にいた。そこはおそらく初めて訪れた場所で、わたしは両側に濃い緑の植物がたくさん茂る道路を歩いていた。既に日が暮れたのか暗かったが、周辺はどこも綺麗に整備されていて、どことなくのんびりとした安心感があった。空気は湿って温かく、南国の雰囲気が漂っていた。 電車のような乗り物から降りたことを覚えている。わたしはバッグもスーツケースを持たずに旅をしていて、枕かクッションのようなものを2つ両手で抱えていた。飲み物も手に持っていたかもしれない。「何も持ってこなかったけれど必要なものはここで手に入れればいいや」と思っていた。 その場所にはどうやら母(あるいは何かしら繋がりが深い女性)がいるようだった。詳細が思い出せないが、迎えに来た乗り物で何処かへ向かうことになり、わたしは「必要な化粧品などを買いたいのだけれど、まあそれは後でいいか」というようなことを思っていた気がする。 多分この夢はプレイオネだ。これまでわたしはプレアデス星団の星を避けてい…

ギャラクティック・アストロロジー・リーディングを受けて

今日はアル・リシャのNaokoさんによるギャラクティック・アストロロジーのチャートリーディングを受けた。これまで恒星探索で見つけてきたことに一致する内容だけでなく、新たな発見もたくさんあった。何よりも、宇宙に関する‘ぶっ飛んだ’話をごく普通のこととして語ることができて、実に愉快だった。 わたしのヘリオセントリック海王星はアンタレスと合だが、ギャラクティック・アストロロジーでも海王星がアンタレスと合だ。また、太陽/水星/木星がアンタレスとパランしてもいるので、全体的にかなりアンタレス的要素が強いことは、リーディングを受ける前から知っていた。 最近では、アンタレスとは確実に繋がっている、おそらく夜な夜な通過している(夢の中ではいつもほぼ同じような場所として現れる)と感じていたが、ギャラクティック・アストロロジーのリーディングを受けてますますそう確信した。 ギャラクティック・アストロロジーを通して新たに知ったのは、自分のネイタル天体と、シャプレー・アトラクター、グレート・アトラクター、そしてギャラクティック・センターとの繋がりだ。これはかなり興味深い。特にシャプレー/グレート・アトラク…

語りえぬこと

本当に大切なことはいつでも自分の内側にあって、それは無数に形を変えつつ何度も回帰しつづけるものであり、どれほど言葉を尽くしても語り得ない。以前はそれをなんとかして言葉にしようと語ることがおもしろかった。しかし今はむしろそれを感じれば感じるほど、言葉が消えて静かになる。 自分にとって本当に大切なことは言葉にする必要がない。…