プレイオネ

昨夜はアンタレスを通ってプレイオネへ行くか、それともまたアルマクあるいはフォーマルハウトへ行こうかと思っているうちに眠りに落ちた。 夢の中ではやはり旅先にいた。そこはおそらく初めて訪れた場所で、わたしは両側に濃い緑の植物がたくさん茂る道路を歩いていた。既に日が暮れたのか暗かったが、周辺はどこも綺麗に整備されていて、どことなくのんびりとした安心感があった。空気は湿って温かく、南国の雰囲気が漂っていた。 電車のような乗り物から降りたことを覚えている。わたしはバッグもスーツケースを持たずに旅をしていて、枕かクッションのようなものを2つ両手で抱えていた。飲み物も手に持っていたかもしれない。「何も持ってこなかったけれど必要なものはここで手に入れればいいや」と思っていた。 その場所にはどうやら母(あるいは何かしら繋がりが深い女性)がいるようだった。詳細が思い出せないが、迎えに来た乗り物で何処かへ向かうことになり、わたしは「必要な化粧品などを買いたいのだけれど、まあそれは後でいいか」というようなことを思っていた気がする。 多分この夢はプレイオネだ。これまでわたしはプレアデス星団の星を避けてい…

ギャラクティック・アストロロジー・リーディングを受けて

今日はアル・リシャのNaokoさんによるギャラクティック・アストロロジーのチャートリーディングを受けた。これまで恒星探索で見つけてきたことに一致する内容だけでなく、新たな発見もたくさんあった。何よりも、宇宙に関する‘ぶっ飛んだ’話をごく普通のこととして語ることができて、実に愉快だった。 わたしのヘリオセントリック海王星はアンタレスと合だが、ギャラクティック・アストロロジーでも海王星がアンタレスと合だ。また、太陽/水星/木星がアンタレスとパランしてもいるので、全体的にかなりアンタレス的要素が強いことは、リーディングを受ける前から知っていた。 最近では、アンタレスとは確実に繋がっている、おそらく夜な夜な通過している(夢の中ではいつもほぼ同じような場所として現れる)と感じていたが、ギャラクティック・アストロロジーのリーディングを受けてますますそう確信した。 ギャラクティック・アストロロジーを通して新たに知ったのは、自分のネイタル天体と、シャプレー・アトラクター、グレート・アトラクター、そしてギャラクティック・センターとの繋がりだ。これはかなり興味深い。特にシャプレー/グレート・アトラク…

語りえぬこと

本当に大切なことはいつでも自分の内側にあって、それは無数に形を変えつつ何度も回帰しつづけるものであり、どれほど言葉を尽くしても語り得ない。以前はそれをなんとかして言葉にしようと語ることがおもしろかった。しかし今はむしろそれを感じれば感じるほど、言葉が消えて静かになる。 自分にとって本当に大切なことは言葉にする必要がない。…

悠久

ある歌に詠まれた夜空をいつかどこかで見たことがあるような気がして、するとそこに果てしない星空が広がって、自分が消滅してただ夜空になった。  外にあるものは内にあるもの。肉体を飛び出しはるか遠くへ至りつつ、裡にある悠久を眺めている。わたしとはひとときの名と肉体を与えられた‘此れ’のことではなく、あの悠久こそがわたしだ。 そして、あらゆる星は曾ての記憶。…

バスで移動する夢と山の上にあるホビット族の住居群

夢の中で大型バスに乗って移動していた。道路には他にもたくさんの車やバスが走行していた。わたしが乗っていたバスと同じような大きさのバスが並んで走行していたが、渋滞が解消したあたりで2台は異なる方向に向かって加速した。わたしが乗っていたバスは右方向のよくすいている道へ向かった。 場面が変わり、わたしは急勾配の坂道を登っていた。そこは山のようで、赤っぽい土の上に草が生え、ところどころ木々も茂っていた。並んで歩いていた古い知人のような感じがする女性が「もしも先々何かしらの理由で世話ができなくなる可能性も考慮するならどんな犬を飼うのがいいか」と尋ねてきた。わたしは「小型犬の方が誰かに引き取ってもらいやすいのではないか」と答えた。 かなり登ったと思われるあたりで、突然住居(あるいは住居跡)のようなものがいくつも見えてきた。それらはカッパドキアの洞窟住居を極度に低くしたような造りで、木のドアが設えてあった。岩肌も木材も乾燥して白っぽくなっていた。わたしは「ここはホビット族の集落なのかもしれない」と思っていた。 このあたりで、大音量で音楽を流しながら歩く人が窓のすぐ下を通ったようで、うるさくて半…

短歌 2023/03/30

すきとおるからだをいくつものいろがすりぬけていくような春の日 かたるほどのことなどまるでないと知る生誕と死去の間のハイフン(void) 乱反射する おと ひかり まぼろしもうつつもすべて水が見る夢…