さくらの健康状態の変化についての考察
さくらの腎臓の状態が急速に回復したことについて改めて思い返していた。 昨年8月に日本で血液検査を受けた際、既に獣医からは腎臓の数値が少しずつ悪化していると言われていた。しかし、加齢によるものだろうという判断で、投薬内容の変更等の提案はなく、その他の治療や食餌の見直しについても何も言われなかった。 昨年10月からチェコで通い始めた近所の獣医より、抗がん剤やステロイド剤は当然ながら体への負担は否めないので、寛解状態が続いているのであれば、一度オンコロジストの診察を受けてみてみはどうかとアドバイスを受けた。そして、紹介された大きな動物病院で検査と診察を受けたのが今年の6月だった。 血液検査の結果、やはり腎臓の数値があまり良くないので、抗がん剤もステロイド剤も減断薬した方がいいだろうという診断を受けた。さらに、そこで初めて、そもそもの治療の発端であった胃腸の炎症の原因は食物アレルギーだった可能性もあるということで、栄養士とともに食餌内容を見直すことになった。 抗がん剤とステロイド剤の減薬は順調に進み、いずれもスムースに断薬に至った。それと同時に食餌の内容と量も大幅に変わった。現在さくら…