Neptune is calling

海王星が呼んでいる。ふとそう感じることがある。 わたしの海王星はアンタレスと合で、わたしにとって海王星はアンタレスという多次元へのゲートを行き来する船のようなものだ。 松村潔氏は以前「海王星(アストラル体)の布団で寝ている」と書いていた。わたしは、自分はいつも片足を海王星に置いていると感じている。そして、この海王星の船の規模を拡大しようとしている。この船は、自分専用の船であると同時に、他の人も利用できるものになればいい。船を大きくするとは、ゲートウェイを太くすること。管の拡張、自在化、そして自由化。…

自在に行き来する

渚、つまり複数の要素が混ざり合うあたりで、どれかひとつに入り込んで固定するのではなく、水際で眺めながら、あちらとこちらを自在に行き来するのがいい。行き来することこそ“わたし”の本来の性質でもある。…

Feeling the tidal shift

ここ数年、特に今年の夏以降は、大きな潮目の変化を感じ続けている。長いスパンで眺めれば、もっと前から続いている流れではある。 船は形が変わり、既に以前とはまったく異なる海を航海し始めている。そして終わりはない。…

終わりのないことを目的に

自己の内的な開発や拡大のための手段であるはずの行為も、練習を重ねて技術を磨いたり、新たな道具や方法を取り入れたり、他者から学んだりしているうちに、内と外が入れ替わってしまい、手段を目的だと思いこんで、本来の意図を見失いそうになることがある。しかし、それでも続けているうちに、やがてまた目的を思い出させる、あるいは刷新させる機会が何度でも与えられる。 そんなふうに、内と外、あちらとこちらを行き来しながら、見える世界においても見えない世界においても自己の領域を広げ、自己を超えていく。そもそもそれこそが目的だと言えるかもしれない。 死ぬまで終わらない(本当は死んでも終わらないが)ことを目的にすると、一生退屈することがない。…

"Daydream" - The shore in Cancale, 2023

"Daydream" - The shore in Cancale The shore where I stood in a daydream that I had in the metro in Tokyo nine or ten years ago, and where I had been drawing in a dream two years ago, even though I had not yet started drawing. The…

The Shore in Cancale, 2023

久しぶりに青空が広がり、短い時間ではあったが、明るい自然光の中で絵を描くことができた。Pastels Girault のパステルを使うと描く絵が明らかに変わる。今日は Catherine Hutterさんからもらった紙(メーカーを聞き忘れたが、一般向けには市販されていないと聞いた)を初めて使ってみた。みるみるうちにパステルが削られて小さくなるけれど、驚くほどに色が鮮やかに載る。描いていてとにかく愉快だ。 2年前の今日、わたしはこんな夢を見たようだ。すっかり忘れていたけれど、Facebookが教えてくれた。 夢の中で絵を描いていた。以前オーラソーマを教わった女性の元に、幼友達を含む女性二人が集まって何かをしていた。わたしはVとさくらとともにその場所を訪ね、そこで絵を描くことになった。「さて、何を描こう」と思いながら紙を前にしたら、手が勝手に海の絵を描き始めた。青系の色のみで描いていた気がする。すーっと水平線を描き、さっさっと手を横に動かして漣を描写していた。水平線の向こうにはモン・サン=ミシェルに似た建物のシルエットが小さく描かれた。自分ではないものによって手を動かされているかの…

さくら、会いに来てくれてありがとう

夢でまたさくらに会えた。玄関からバスルームへと向かう途中、廊下から見たダイニングルームの様子に微妙な違いを感じ、振り返ってよく見てみたら、さくらがじっとこちらを見ていた。さくらはいつもそうしていたように、ダイニングテーブルの下に敷いてあるマットの上で伏せをしていた。 わたしは驚いて、思わず「さくら!」と大きな声を出してしゃがんだ。すると、さくらはこちらに向かって歩いてきて、頭をわたしの膝頭や太ももに擦り付けてきた。わたしはとても嬉しくて、さくらの頭や身体をたくさん撫でた。さくらの毛はいつも通り柔らかく心地よかった。さくらも嬉しそうだった。 目が覚めた後、少し泣いた。さくら、また夢の中で会いに来てね。…

流れ星とヘイノ・カスキの楽譜

一昨日見た夢の中で覚えているのは、明るく輝く大きな流星が長い尾を引きながらゆっくりと流れていく様子を眺めた場面。わたしは屋外で誰かと話をしていたように思うが、あまりに大きな流星が目の前に現れたので、すっかり見入ってしまっていた。 今朝方見た夢の中で覚えているのは、書類やファイルの中から楽譜を見つけた場面だ。前後の内容は忘れてしまったが、淡いモスグリーンの表紙がついた古いヘイノ・カスキのピアノ曲の楽譜が出てきて、「ああ、わたしはこの楽譜を捨てずにまだ持っていたんだ」と思っていた。よく使われた痕跡が残る楽譜だった。…