“Happy is not the right word.”
幸せという言葉はあるけれど、幸せとは果たしてどういうことなのかを考えると、答えは見つからないような気がするし、体のいい空言がいくらでも作れそうな気もする。振り返ると、私にとって人生は常に苦痛(suffering)の連続であり、地球上に人として存在しなければならないこと自体が苦悩なのだと思っている。 とはいえ、今現在の自分自身には満足しているので、昔に比べれば苦悩の重さは格段に軽減した。もしかすると今のこの状態は、形は変われども苦痛が消えることはないと諦め、生きている限り生きるしかないことを受け入れて、ようやく辿り着いた一つの段階なのかもしれない。 そんなことを一人で考えていたら、アンドレイ・タルコフスキーの言葉を思い出した。 “Happy is not the right word. This world is not a place where we can be happy. It wasn’t created for man’s happiness, though many believe this is the…