ポルトガルで過ごした七日間
ポルトガル北部~中部沿岸地域での一週間は、心身ともにとても快適で、のびのびと寛ぐことのできるいい時間だった。 何を食べても口にあうだけでなく、湿潤な気候は肌や髪にもよくあっているようだった。出発前から睡眠不足気味だったにも関わらず、滞在中は常に食欲旺盛で、PMSや月経の症状も軽く、身体の調子はずっとよかった。 また、人々は親切でホスピタリティに溢れ、しっかりとコミュニケーションを図ろうとしてくれることが多く、どこへ行ってもリラックスしていられた。そして、物価がチェコと近い点も気が楽だった。 2014年に初めてポルトガルを訪れた時には、英語でのコミュニケーションですら躓くことが多く、欧州の文化・風習にも慣れておらず、何もかもわからないことだらけで、現地に住む友人に頼りっぱなしだった。しかし、チェコでの生活が長くなり、チェコ語と英語に囲まれて暮らしているためか、今回は同じ欧州文化圏という理解と安心感に加え、ポルトガル語への順応も思いのほかスムースだった。 それにしても、大西洋の眺めはすばらしい。あの海をいつでも眺められるなんて、現地で暮らす人々が実にうらやましい。今後は定期的にポル…