今日は美術館がすべて休館日だったため、最初からのんびり過ごすつもりだった。昼近くまで眠って移動の疲れを癒した後、ゆっくりとホテルを出て、フムレゴーデン(Humlegården)公園の向かいに建つ、かつてアクセル・ファールクランツ(Axel Fahlcrantz)ゆかりのサロンがあったという建物までのんびり歩いた。

ストックホルムの中心部にありながら、フムレゴーデン公園は緑に溢れていて、静かで実に居心地のいい場所だった。ファールクランツもこの公園を歩き、木々を見上げ、光や空の変化を眺めたのだろうかと想像しながら歩くのは愉快だった。

たくさんの大きな木々が立ち並ぶ中、特別にいい感じの木を見つけて近づいたところ、傍にもう一人、その木の写真を撮っている女性がいて、言葉は交わさずとも、束の間の共振を味わった。
