絵を描く夢を見たことを思い出す

絵を描く夢を見たことを思い出す

一週間ほど前から唐突に、アクリル絵具や水溶性油絵具を用いて絵を描く方法を紹介するYou Tube動画を見はじめた。初めはまったく何もないカンヴァスの上に、色が置かれ、混ざり、広がり、塗り重ねられていくうちに、予想もできなかったような風景や物体が形作られていく様子に見入ってしまう。

子どもの頃に通った絵画教室では、水彩絵具、油絵具、アクリル絵具、クレヨン、パステル、色鉛筆、ポスターカラーなど、毎回さまざまな画材を使って絵を描いた。自分がどんな風に描いていたかはすっかり忘れてしまったが、画材の匂いや、色が混ざりゆく時の感触がふと蘇る。

そういえば、以前にこんな夢を見たことを思い出した。

画家のアトリエで風景画を描く夢と、馴染みのあるおかきを食べる夢
今朝見た夢の中で、わたしは画家のアトリエで絵を描くことになった。アトリエまでは別の男性が案内してくれた。画家が簡単な指導をしてくれるという。大きなキャンバスには既に下絵が描かれていて、画家はまず空の部分から色を塗り始めた。紺、青、白など複数の絵の具をざっざっとキャンバスに乗せた後、筆でグラデーションを作っていく。わたしも彼と同じように筆を使って空に色を重ねていった。そうしているうちにすぐ要領がつかめたので、次は自分一人で空の下に広がる風景の部分に取り掛かることにした。 パレットに複数の絵の具を絞り出し、手元にあった小さなグラスに水(または油か)を入れて、一本の筆を口にくわえながら、もう一本の筆…
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