描くことに救われる日々
母を自宅で看取り、膨大な量の死後整理を終わらせ、精神的に燃え尽きてしばし抑鬱状態に陥り、そうするうちに今度はさくらが旅立ち、深い喪失と悲嘆を味わっていた中、母のパートナーも亡くなり、実家も土地も全ての財産を手放し、実父も死に、ようやく楽になるかと思っていたら、更年期による心身の不調が一気にやってきた。 これがなかなかに辛い。日々揺らぐ体調にあわせて過ごすだけで精一杯だし、倦怠感と無気力、そして繰り返し寄せてくる波のような希死念慮を宥めているうちに、何もできないまま時が過ぎていく。 絵を描くペースも落ちていて、描けない日も多い。それでも、少しでも描ける時には、描くことに救われている。数年前、なぜ唐突に絵を描きはじめたのかは自分でもよくわからないが、あの時描きはじめていてよかったと思う。…