引越したフラットで前の住人が残したものを見つける夢

夢の中で新しいフラットに引っ越していた。高い層にある広い空間だった。まだがらんとしたリビングルームには大きな窓とベランダがあり、とても明るかった。白っぽい色調で統一された室内は全体的にまだ新しい感じだったと思う。バスルームもかなり広く、高い位置に小さな窓が設えてあるのも良かった。 バスルームに備え付けられた棚の引き出しの中に、前の住人が残していったものが散乱しているのを見つけた。別の部屋に残されたずっしりとした頑丈な作りの木製デスクの引き出しからは、日本語で書かれた開封済みの古い封書がたくさん出てきた。さらに本棚にはかなり古い日本語の六法全書や専門書のようなものが並んでいた。中国の古典文学もあった気がする。 開封済みの封書は公文書やクライアントから届いたもののようで、わたしは前の住人は日本人で弁護士だったのかもしれないと思っていた。隣の部屋の住人が冷蔵庫を掃除して洗ったらしく、ベランダに大きな冷蔵庫を横向けに置いて乾燥させていた。外はとてもいい天気で、わたしは布団を干していた。…

下界には降りずに夢を見ては絵を描いている

やはり、夢で見た風景、夢の中で得た印象を絵に描くのはかなりいい。肉体を使って描きながら、同時にエーテル体を取り込んでいる(流れこむエネルギーを絵に流し込む)ような感じでもある。昨夜は特に行先は決めずに眠った。行き先を定めて眠った後は、その後に持ち帰った記憶や印象を描いている。 毎日絵を描くようになってから心身の調子はますます快適になっている。予定がある時以外は文字通り外には出ずに引きこもってひたすら絵を描いているが、肉体はむしろ鍛えられている感じすらある。「しばらく下界に降りたくない」と冗談のように口にしているけれど、実はそれは本音だ。 屋上に昇って星を眺めるのは楽しいが、地上には降りたくない。とはいえ最近は少しづつ晴れる日が増えてきたので、近くの植物園や白鳥が集まる池や川に行くことはあるかも。…

夢の中ではよく麺類を食べている

夢の中でまた新幹線のような形状の超高速列車に乗って移動していた。今回はこれまでよりもさらに遠いところまで向かうようだった。同行者は知らない男性(俳優の誰かに雰囲気が似ていた気がするけれど思い出せない)で、わたしたちは横並びになった5つ席のすべてを利用してゆっくり座っていた。 時折、目の前で展開する場面と同時に地図が見えていて、北へ向かっているのがわかった。最終駅の一つ手前で一旦列車を降りて駅の近くを歩いた。そこは大きな海の海岸沿いにある街のようだった。コーヒーが美味しそうなカフェがあり中に入ろうかと思ったが、やはりまた列車に戻って最終目的地へ向かうことにした。店先の看板に書かれた言葉が聞き慣れないものでとても印象的だった。 同行者の男性はいろんな食べ物を持参していた。彼は、清流の水で洗ったという素麺のような白い麺を持参していて、わたしには乗っている列車の中の様子と同時に彼が嬉しそうに川の水で麺を洗っている様子も見えていた。どうやらそれはかなり美味しい麺のようだった。 夢の中では実によく麺類を食べている。スパゲティだったり素麺だったりという違いはあるけれど、いずれにしても麺だ。…

夢の中で母や祖母がいる“隠し部屋”と北斗七星

夢の中でまた“隠し部屋”を見つけていた。 現代的な造りの住居あるいは宿の廊下を歩いていくと、妙に古びた陰気な雰囲気が漂うエリアがあり、夢の中のわたしはなんとなく恐いなと感じながらも、そこがこれまで何度も夢で訪れた隠し部屋だとはっきりわかっていた。つまり、いわゆる明晰夢だった。 わたしは、そこが夢の中の空間だと自覚しながら古い木の引き戸を開いた。するとやはりそこには母方の祖母が布団に入って横になっていた。奥には母もいるようだった。とはいえ、いつも通り彼女たちの顔や姿は曖昧ではっきりとは見えなかった。どうやら祖母も母もそこで快適に暮らしているようだった。わたしは祖母と少し話をしたような気がするが内容は忘れてしまった。 その後だったか、あるいは別の夢だったか、わたしは眩しいほどに陽の光が射し込む高層階にある部屋のベッドの上に寝そべっていた。その後わたしはおそらく買い物に出かけたように思う。買い物に出る前にも祖母あるいは誰か女性と短い言葉を交わしたような気がするが、やはり詳細は覚えていない。 祖母や母がいるあの“隠し部屋”を思うといつも北斗七星が浮かぶ。昨夜、次に描きたい絵のイメージを…