プレイオネ、タイゲタ

昨夜もプレイオネへ行くと決めて眠りについた。夢の内容ははっきりとは思い出せないが、ずいぶんと高い山の上を歩いていた気がする。たくさんの緑が生い茂る中、雲がすぐ手に届きそうなところを流れていた。たっぷりとした澄んだ水の印象も残っている。そしてわたしはまた‘母’とともに歩いていた。 植物も空気も空もしっとりと水気を帯びていて、思い出すだけで心身が潤うような心地よさを感じる。とにかく居心地のいいところのようだ。高低差のある美しい山の中を歩いた後は、大きな平屋建ての建物の中にいた気がする。そしてそこにはよく知っている人たちがいた。何をしていたかは思い出せない。 数日前、プレイオネを探索しようと思い立ってすぐにまた、「タイゲタ」と突然頭の中に響いた。そして、その後もタイゲタの名が脈絡もなく頭に浮かぶことが続いた。確か以前にも同じようなことがあり、そこではじめてわたしはタイゲタがプレアデス星団のひとつに数えらるおうし座19番星の名だと知った。 昨年2月にこんなツイートをしていながらすっかり忘れていた。どうやら、タイゲタはわたしの故郷のひとつであるようだ。 昨夜も眠りに入る前に黒曜石でス…

プレイオネとアトラス、そしてアトランティス

プレイオネはギリシャ神話では海の神オケアノスの娘オケアニデス(海や水の精霊)の1人で、アトラスとの間に7人のプレアデス姉妹を生んだ母として語られている。 数年前に思わぬ運びで引越してきた現在の住まいの名称がアトランティスだったことからアトランティスが気になりはじめたのだが、ここしばらく忘れていた。‘アトランティス’とはアトラスの女性形・形容詞形であり、つまりアトラスの娘たちだ。プレイオネとアトラスはやはりアトランティスに繋がる。 昨年突然絵を描きはじめた時、絵ならば海に行かなくても海を作ることができると思った。そして、想像上の風景が描けるようになれば、アトランティスも絵に描けると思ったのだった。…

プレイオネ

昨夜はアンタレスを通ってプレイオネへ行くか、それともまたアルマクあるいはフォーマルハウトへ行こうかと思っているうちに眠りに落ちた。 夢の中ではやはり旅先にいた。そこはおそらく初めて訪れた場所で、わたしは両側に濃い緑の植物がたくさん茂る道路を歩いていた。既に日が暮れたのか暗かったが、周辺はどこも綺麗に整備されていて、どことなくのんびりとした安心感があった。空気は湿って温かく、南国の雰囲気が漂っていた。 電車のような乗り物から降りたことを覚えている。わたしはバッグもスーツケースを持たずに旅をしていて、枕かクッションのようなものを2つ両手で抱えていた。飲み物も手に持っていたかもしれない。「何も持ってこなかったけれど必要なものはここで手に入れればいいや」と思っていた。 その場所にはどうやら母(あるいは何かしら繋がりが深い女性)がいるようだった。詳細が思い出せないが、迎えに来た乗り物で何処かへ向かうことになり、わたしは「必要な化粧品などを買いたいのだけれど、まあそれは後でいいか」というようなことを思っていた気がする。 多分この夢はプレイオネだ。これまでわたしはプレアデス星団の星を避けてい…

夢に出てきたFujitaという名と小野篁

夢の中でわたしはまた旅先にいて、夢の中だけの知人の家に宿泊していた。周囲には彼の家族や、わたしの同行者らしい人物もいた。古い木造家屋の縁側から見える景色は美しく、わたしは「またここへ来たい、次は春に来れたらいいな」というようなことを言った。すると家の主の男性は少し驚いた様子で嬉しそうにこちらを見上げた。 わたしは彼に「ここで生まれ育ったのか」と尋ねた。彼は「生まれたのはここだが、ここから2州分北にあるFujitaという地で育った」と答えた。すると、宙に浮かぶホログラムのように地図が現れ、おそらく北アメリカと思われるあたりにFujitaという地名を検索、発見していた。それと同時に埼玉県あたりのイメージが浮かび、わたしは「多分そこは以前訪れたことがある」と思っていた。 家主が「このあたりにはオオカミがいる」というようなことを言い、わたしは「知っています、夜にオオカミの声が聞こえたし、わたしが住んでいるところにも野生のオオカミがいるので気配がわかります」と話すと、彼はまた少し驚いた様子で嬉しそうにこちらを見ていた。 夢にFujitaという名が現れたのは初めてだ。しかし、藤田はわたし…

初めて通る道の突き当たりに建つ巨大な団地のようなところへ女性を運ぶ夢

今朝の夢の中では、わたしは車のような乗り物を運転していた。夢ではよくあることだが、その乗り物は地面を走るのではなく、空中に浮かんだ状態で、滑るように高速移動していた。ハンドルのようなものはあった気もするが、手足で操作する必要はなく、頭の中で意図すればその通りに動いた。 わたしはよく知っている(実際にはまったく知らない)高速道路のような広い道を移動していたが、ある地点で、これまで使ったことのない下道へ降りることになった。その時点では姿は見えていなかったが、乗り物には女性が同乗していて、彼女の用事のためにどこかへ向かわなければならないようだった。 どこに向かっているのかわからないまま、建物や商店が疎らに建ち並ぶ道を進んでいくと、突き当たりに巨大な建物があった。それは旧共産圏によくある集合住宅のような建築物で、ずいぶん荒んでいるように見えたが、中にはかなりたくさんの人が働いている/生活しているようだった。 わたしが運んでいた女性は、全面にスパンコールが縫いつけられているかように光る黒いスイムスーツのような衣装を身につけていて、その建物やそこにいる人々とはかけ離れた姿をしていた。しかし、…

アンタレス・マトリクス、エーテル体の旅案内

ヒアデスの夢について書いた別の記事に「アンタレスを中央駅としたエーテル体の水先案内」と書いたが、つまりそれはアンタレス化だ。天の八衢、ヘルメス化。アンタレスとの繋がりが強いわたしの海王星はここに使える。実際に夢や水晶スクライイングや絵を描くという方法で既に使っている。 2年前に書いた夢を題材にしたこの詩の内容が繋がってきた。9つのホタテ貝はアンタレスを中心とした8方向、アンタレス・マトリクスであり、生命の樹のティファレトだ。ホタテの貝殻は肉体で、中の白く柔らかい貝柱だけを食べるのはエーテル体で旅をするということ。…

海辺の行楽地ヒアデス

夢の中で砂浜の上に作られた屋外カフェのような場所にいた。空はよく晴れていて、砂浜も海もきらきらと輝いていた。同じテーブルには母がいたように思う。さらに母方の祖父母もいたかもしれない。 わたしは何か用事のために出かけることになった。母方の従弟が先導していたが、彼が案内する道は尖った葉を持つ木々が繁っていて歩きにくく、わたしは少し下った川沿いの土の上を歩いた。従弟は妙な服装をしていて尻が露出していた。 地下鉄の駅のようなところに着き、切符を購入しなければならなかった。そばにいた従弟と伯母に何処へ向かう切符が必要かを尋ねたが、彼らはわからないようだった。仕方ないのでわたしは表示にあった複数の中からひとつの行先を選んで切符を購入した。 場面が変わり、わたしはまた母や祖父母と共にいた海辺へと向かっていた。その場所はいわゆる行楽地のようで、たくさんの人たちが同じ砂浜へ向かっていて道はかなり混雑していた。近くにはドライブインのような建物もあった気がする。崖の下に広がる海はやはりとてもきれいで、いい眺めだった。 ヒアデスに行ってみようと決めて眠った後に持ち帰った夢の記憶。夢の中でプレアデス…

ベガそしてUFOの記憶

今朝は夢の中で幼少期に大きな飛行物体に遭遇した路地を歩いていた。わたしは夢の中でそれが夢だと気づいていて、「ここは頭のすぐ上に巨大なUFOが浮かんでいたあの道だ」とわかっていた。そうしていくつか角度を変えながらその路地の写真を撮っていた。 同じ路地のほぼ同じ位置で、同じく幼少期にわたしはアメジストを拾った。あの場面はいまだはっきり覚えているが、どんな風に絵にするかがまだ定まらずにいる。 昨夜はベガのことを思いながら横になった。ベガは紀元前12,000年頃に北極星だった星で、約12,000年後には再び北極星になる。眠りに落ちるか落ちないかの狭間では、なぜか1993年頃から自分がどこで何をしていてどんな出来事があったかを年表のように思い返していた。…