旅先で出発前に洗濯を始める夢

今朝見た夢。 わたしはまた知らない旅先の宿にいた。そこにはわたしの他にも複数の人々あるいは集団が滞在していて、そろそろ出発することになっているようだった。仄暗い自室で荷物を纏めていたような気がする。ふと、洗面台の死角になっているあたりに着用後の下着が一つ残っていることに気づいた。 わたしは出発が近いにもかかわらず、その下着を手で洗いはじめてしまった。すると、さらに着用後と思われるTシャツが3枚ほど出てきた。どうしようかと迷ったけれど、わたしは結局洗濯を始めることにした。誰かにこれから洗濯をしても間に合うかと尋ねていたような気もする。 その後、別の場面で、わたしは大きな研究機関か教育機関のような建物の中の廊下を歩いていた。そこで、扉から出てきた某国際安全保障研究者とすれ違った。穏やかな笑顔を浮かべる彼と何か言葉を交わしたはずだが、内容は忘れてしまった。なんだかほっとして、嬉しかったのは覚えている。…

実家の扉に貼られた不在票、宛名別の郵便物、母が社長になる夢

今朝の夢。 旅の途中で、昔母方の祖父母と共に住んでいた古い家に立ち寄った。入口の扉にピンク色の不在票が貼られていたので剥がしたが、しばらくするとまた同じ不在票が貼られているということが2度続いた。家の中には姿は見えないが祖父母がいるようで、母は外出しているようだった。 玄関には郵便物が宛名別に分けて積まれていて、わたしは自分宛の郵便物を引き取った。祖母から、母が大変なのだと聞いた。どうやら母は小さなクリーニング店で働いているようだったが、そのクリーニングチェーンの社長にならないかという打診を受けたらしい(そこで現実と夢とが混ざって少し混乱した)。 その後別の場面でわたしは旅先のホテルのような場所にいた。真っ白い肌と銀色に近い金髪を持つ大きな体つきの男性が同行していて、わたしは安心していた。わたしたちは何かの順番を待っているようだったが、しばらく休むことにして横になった。…

行先のわからぬ電車、岩崎川、天という文字

以下は2012年の今日に見た夢の記録だ。 夢に出てきた「岩崎川」という駅名と、目が覚めたときに浮かんだ「天」という文字。夢の中のその場所は、緑が深く生茂る自然豊かな土地だった。あれはいったいどこなのだろう。慌てて乗り込んだのは行き先の分からぬ電車だった。夕方なのにもう終電だと言われ、どこで降りればいいものかと焦って携帯で乗り継ぎを調べていた。そして、次の停車駅が「岩崎川」だった。夢の中で、私はどこへ向かおうとしていたのだろう。 ふと気になって検索してみたところ、岩手県に岩崎川という川があるのを見つけた。「岩手県紫波郡矢巾町から紫波郡紫波町を流れる一級河川で、南昌山山麓に端を発し、紫波町で北上川に合流する」とある。 南昌山から流れる岩崎川の渓流は、鉱物好きだった宮沢賢治が、盛岡中学時代に親友の藤原健次郎と共によく訪れた場所だそうだ。『銀河鉄道の夜』は、この南昌山や、早世した藤原健次郎との交流をベースに書かれたという説もある。また、南昌山を詠んだ短歌や、ノート、スケッチ、童話も遺っていて、矢巾町の煙山にある南昌山自然公園には宮沢賢治の歌碑が建てられている。 夕方なのにもう終電だとい…

メタリックブルーの車

夢の中でパーティー会場にいて、他の人たちはみなアルコールを飲んでいたが、わたしは炭酸水を選んでいた。グラスワインが3種類ある場合どれを選ぶかと問われた時にも、アルコールではなく水がいいと答えていた。やがてわたしはその場を後にし、ポルシェに似た流線型の車を運転して移動した。 車の色はメタリックなライトブルーで、助手席には知らない女性(夢の中では知り合い)が乗っていた。建て替えられる前の古い実家(母方の祖父母の家)の前に到着すると、そばに建つ家から出てきたばかりの知人がスーツケースを手にして立っていた。彼女はこれから3泊4日でインドへ行くのだという。 わたしは古い木の扉がついた倉庫のような場所に車を停めて(そこで車はなぜかバイクに変わり、わたしは屋根がある範囲にそのバイクを置いた)、別の場所に駐車してある白いセダン車で、彼女を駅まで送って行くことにした。…

乗り換えが分からなくなる夢

夢の中でまた乗換がわからなくなり駅員にどうすればいいかと尋ねていた。駅の様子は違えど同じシチュエーションの夢をたまに見る。だいたいいつも終電間際で、帰れなくなるかも?と少し焦っている。焦りながらも、そうなったら近くに宿を探すか、駅で夜を明かすしかないなと半ば腹を括ってもいる。 その駅は、わたしが帰る(向かう)場所からは離れた郊外あるいは地方都市にあり、わたしは駅名にも周辺環境にも馴染みがなく、どういうルートがあるのかもよくわからない。駅そのものはそう大きくはないが、乗継が複数あるようで、縦に入り組んでいて階段がいくつもある。 今朝方の夢では、その駅から少し歩いた先に新幹線の駅があるようで、その終電に間に合うかもしれないと考えていた。…

夢の中で靴下を探す

夢の中で、友人が運転する車にたくさんの荷物を詰め込んで旅をしていた。わたしは宝石類や時計など高価なものをたくさん持っていて、それらが入ったケースを足元や後部座席に慎重に積み重ねていた。そして、なぜか荷物の中から靴下を探していた。 出発前に滞在していたのは大きな古い木造家屋だった。2階のトイレには幽霊がいるらしく、誰もいないのに水が流れたり音がしたりするのが煩わしかった。1階の一部は飲食店として運営されていた。わたしはその時点で既に靴下を探していた。前日履いていたものではなく新しい靴下に履き替えたかった。 その滞在先に着く前の旅や移動の感触もなんとなく覚えているが、詳細は忘れてしまった。どこかに母(いつも通り姿は見えなかった)がいたような気もする。…

祖母と喫茶店へ行く夢

夢の中で母方の祖母とともに喫茶店を訪れ、食事をしてコーヒーを飲んでいた。いつも通り祖母の姿は見えなかったが、それでも確かに祖母だった。わたしが支払うつもりだったが、気づけば既に喫茶店から出ていて、ああ、祖母が支払ってくれたのだなと思っていた。 昔祖父母とともに暮らしていた古い木造家屋に似た家の軒先で、わたしは大きな甕の水を入れ替えていた。甕には茎の長い紫色の花が少しだけ生けられていた。家の中にある古い戸棚の中を整理していた場面もあった。その部屋では母が毛布にくるまって眠っていた。 他にも懐かしい人とともにいた感触が残っているが、内容は忘れてしまった。目が覚めた後も心地よい印象が続いている。…

何をしに地上へ来たのか

夢の中でとても高いところにいた。超高層建築の最上階、しかし地上のどんな建築物よりもずっと高い。そこでわたしは足を外に放り投げて窓枠に座り、下界を見下ろしていた。下の方には高層ビルが密集する大都市が広がっていた。 わたしの内側には理由のない静かな悲しみが満ちていた。しかし、それはわたし個人の悲しみではないようだった。そして、わたしは確かに大きな悲しみを感じていたが、悲嘆に暮れているわけではなかった。それはまるで「どうしようもないものがある」と知り、それを受け入れているようでもあった。 はるか遠くに建ち並ぶ建物のひとつの窓の向こうに女性の姿が見えた。あるいはその部屋にあるスクリーンに映し出された女性だったかもしれない。その女性は赤い下着を身につけていた。やがて彼女は黄色い一人乗りのローラーコースターのようなものに乗って、笑いながら勢いよく下方へと滑り降りていった。 目覚めてすぐ、「終わらせにきた」という言葉がふたたび頭に浮かんだ。そして、そうか、わたしはカルマを解消するためにここへ来たのだなと思った。カルマを離脱するために来た。それは、わたし自身だけでなく、家系のカルマ、さらには…