シリウスの夢

シリウスに行こうと思いながら眠りにつくと、たいてい何かを食べる夢を見る。 一昨夜の夢でもわたしは、巨大な商業施設か大きなターミナル駅のような建物の中にあるレストランで、やはり食事をしていた。わたしが食べていたのは素麵に似た白い麺だった。 昨日も再びシリウスに行こうと思いながら眠りについたところ、わたしは知らない部屋の整理をしていた。そこは知らない街にある誰かの部屋で、わたしはそこに滞在することになっていたようだ。部屋にはとにかくたくさんのものがあり、わたしはせっせとそれらを片付け、不要なものを外に出していた。 その後わたしは誰かとの待ち合わせがあり、街の地図の右上の方へ向かおうとしていた。確か食事をしに行く予定だった。 シリウスの夢はいつもちょっとにぎやかだ。知らない場所、知らない人ばかりだけれど、みな親しみが感じられてどこか懐かしい。…

ゴシック建築の前の幽霊

夜明け前に見た夢の中で、わたしはパートナー(と思われる男性)とともに夜の森を歩いていた。前方左側に古い教会か貴族の墓(Schwarzenberská hrobkaに似ていた)のような石造りのゴシック建築があり、その前を白い人影がゆらりと動いた。男性が「幽霊だ!」と叫び、わたしも叫ぼうとしたが声が出なかった。 ここしばらく北斗七星のことが気になっていて、昨夜ベッドに入る前にはフェクダの名を思い浮かべていた。フェクダは北斗七星の魁(箱)の左下に位置している。夢の中の視界の左下でゆらゆら動いていた形の定まらない白い人影のようなものは、フェクダだったのかもしれない。…

ギャングの巣窟、UFOを呼び寄せる、赤茶色の大地、キツネではなくオオカミにる必要がある

今朝方見た夢の中でわたしは、地下に作られた大きなヤクザかギャングの巣窟を訪ねていた。点在するソファーや椅子にいろんな人が座っていて、その真ん中で、新しくメンバーになった人たちが自己紹介をしていた。わたしはメンバーではなかったが、見学者のような立場でその空間をうろうろしていた。 場面が変わり、わたしは複数の人たちとともにUFOを呼んでいた。すぐに巨大なUFOがやってきた。そして、銀色の船腹から6~7つの金色の椅子が丸く繋がった状態で下りてきた。全員が座ったところ、椅子は上昇しはじめたが、わたしの椅子だけが逆さにひっくり返って、ゆっくり地面に降ろされてしまった。 次の場面でわたしがいたのは広大な赤茶色の大地で、ふかふかした大きな布団のようなものが点在していた。わたしは「見つかったら即座に追いつかれて殺される」と思い、姿勢を低く保って全力で走った。キツネではなくオオカミになる必要があった。布団のようなものがうまく隠れる影を作ってくれた。 一度目覚めた後、別の夢を見た。古いコンサートホールのような場所でマドモアゼル愛氏が講演をしていて、客席はたくさんの観客で埋まっていた。わたしは楽屋に用…

「Come Together」のリズムにあわせて口が13回縫われる

今朝方見た夢は確かいわゆる悪夢的な展開だったと思うけれど、わたし自身は怖くも気持ち悪くもなくて、目覚めはいつも通りすっきりしていた。The Beatlesの「Come Together」のリズムに合わせて、緑色の肌をもつ誰かの口が太い針金のようなもので13回クロスステッチに縫われたシーンが記憶に残っている。その後に続く場面で、わたしは「ああ、そういうことね」とまるで夢の内容を客観的に眺めるかのように納得していたのを覚えている。昨夜眠りにつく前には、くじら座のメンカルのことを思っていた。…

銀髪、眉なし、白い肌のわたし

夢の中で、わたしの髪はかなり短いプラチナブロンドになっていた。鏡に映った自分の顔には眉毛がなく、肌は奇妙なほど真っ白で、現実の姿とはまったく異なっていた。その姿はまるで70年代前半のDavid Bowieのようだった。わたしはキラキラ光る衣装を纏い、鏡に向かって化粧をしていた。どうやら人が集まる場へ行くらしく、おそらく周囲を驚かさないようにするために眉を描いていた。 数日前に、くりぬかれた岩の中で龍を呼び出し、巨大な白蛇が現れた夢 [https://www.hvezda369.cz/2021-02-14/] を見てから、自分の中の人外成分が増しているように感じている。石に刻まれていた無数の半人半魚の骨は、数多の記憶、脱皮したあとの抜け殻だったのかもしれない。…

神と神の対面、白蛇の姿をした龍神、石に刻まれた半人半魚

夢の中で、わたしは東アジアのどこかにある国の聖地を訪れていた。そこは巨大な岩の中にある空間で、奥には小さいながらも豪華な祭壇が設けられていた。そして、色鮮やかな衣装を身に着けたシャーマンがいて、特別に許可された祭儀を担う人々が集まっていた。 わたしは、その地の神に願い事をしに来た人々を案内する通訳的な役割を担っているようだった。橋本聖子氏がメンバーの中にいた気がする。事前に交渉は成立していたが、相手側は直前になって、何かが足りないので神を呼び出すことはできないと言い始めた。その裏には政治的な駆け引きがあるようだった。 わたしは「話が違うではないか」と怒り、それならば、わたし個人のために神を呼び出すようにと要求した。そうして儀式がはじまった。 相手側の神は半人半魚の姿をしていた。わたしはわたしで、自分の神を呼び出した。わたしの神は龍であり、現れたのは空を覆うほど巨大な白い蛇だった。神と神とが対面し、洞窟の中は強烈なエネルギーが渦巻いていた。身体に感じた圧力をはっきりと覚えている。外には嵐がやってきて、激しい雨風が吹き荒れていた。 その後、わたしはさらに別の聖地にも案内された。そこ…

撮影現場、美術館、昔の恋人の嘘、バスタブの中の虫

昼寝の間に見た夢の中で、わたしは古い小さなスタジオのような場所にいた。セットや足場が組まれた中でたくさんの人が動き回っていて、古い知人が撮影監督として指揮をとっていた。わたしは出演者として参加しており、大きなぬいぐるみと話をしたり、高いところに吊られた雲に乗っかったりしていた。時は既に深夜だったが、カーテンの隙間から外を見ると、敷地内では近々開催される展示の設置作業が行われていた。広い庭園を囲むように建つガラス張りの建築物の中に、長いレールが敷かれようとしていた。わたしは撮影の合間にラップトップを開き、昔恋人だった男が必要もない嘘をついているとSNSに書き込んでいた。その後どのように場面が切り替わったかは忘れたが、わたしは古い木造の家屋を訪ねていた。水色の扉があるその家には知人女性がいた。バスタブの中に水を貯めていると、虫が飛んできたので、わたしは虫たちを水の中に追いやって排水溝へ流そうとした。大きな蛾のイメージがアップになり、思わず叫んで目が覚めた。…

猫が話しかけてきた夢

夢の中で知らない街を歩いていたら、突然猫が話しかけてきた。くりくりと可愛い目をした小柄な雌のキジトラ猫だった。猫は「ねぇ、あそこに置いてある青いバッグの中にナイフが入っているのを見つけたよ。危ないよ。」と言った。前方の花壇の脇に、青いトートバッグが放置されているのが見えた。わたしは、もしかするとそのバッグは意図的にそこに置いてあるのではと思い、念のため警察に知らせることにした。しかし、近くに交番は見当たらなかった。わたしは、猫と二人の女性たち(一人は友人だった)とともに、バッグの持ち主がやってくるかどうか様子をうかがうことにした。場面が切り替わり、わたしは女性たちとともに高架歩道を歩いていた。前方にはバッグの持ち主である男性が、もう一人の男性とひそひそ立ち話をしていた。彼らは怪しい雰囲気を纏っていたが、何か事を起こしたわけではないので、わたしたちは素知らぬふりを装いながらも警戒して彼らの横を通り過ぎた。 昨夜は寝る前に突然「ドゥーベ」という名が浮かび、ドゥーベっておおぐま座、北斗七星の恒星だったっけ?と思いながら眠りに就いたのだった。…