夢の中でたくさんの実存する人物に会う

今日は実にたくさんの夢を見た。夢を見るたびに目を覚まし、その度にぐったり疲れを感じるほど、どの夢もみなリアルだった。この数ヶ月間答えが出せないまま考え続けていることがあり、また、身体のあちこちにこれまでになかった症状が生じてストレスを感じていたので、夢の中で解消したかったようだ。 それぞれの夢には実存する人物が現れた。既に亡くなっている母や祖父母もいたし、従弟や親戚もいた。10年以上前に離婚した元夫もいた。長年顔を合わせていない古い友人や、過去に一度だけしか会ったことのない人もいた。夢の具体的な内容はほとんど忘れてしまった。 はっきりと覚えているのは深い雪の中を車で移動している場面だ。車を運転していたのはある歌人だった。どこへ向かっていたかは思い出せない。古い友人が一緒にいたような気もする。 高いところから下にいる人たちを見下ろしていた場面もうっすらと覚えている。下にいたのは、従弟や伯父伯母たちだったと思う。祖父母や母もいたような気がするが覚えていない。建て替えられる前の古い実家にあった階段が見えていたけれど、わたしがいた層と階下は繋がっていないようだった。…

坂道のある街、小さな古書店、まったく知らないのに懐かしい人

夢の中でたくさんの坂がある街にいた。どこに向かっていたのかはわからないが、わたしはバスに乗って坂を上っていた。坂の上にあるうどん屋は美味しいよと誰かが教えてくれた。 別の場面で、わたしは緩やかな坂道を歩いていた。両側に軒を連ねるさまざまな店の中に、小さな古書店があった。店内には書籍だけでなくレコードもたくさんあった気がする。店のオーナーは懐かしい知人のようだった。実際には全く知らない男性だったが、名前すら覚えていない大学の先輩に少し似ていた。…

姫路の野尻池に河童がいると教わる夢

今日見た夢の中で、わたしは空に浮かんでいるような近未来的空間で知らない女性とテーブルを挟んで話をしていた。彼女は「姫路の野尻池というところに河童がいる」と言った。わたしは少し驚いて「姫路はわたしの出身地です」と答えた。そして、空中に浮かぶように現れた地図の中で野尻池を探していた。 この夢を見て目が覚めてすぐ、そばで寝ていたさくらが眠りながら「ヴゥゥ~ワン!ヴゥゥゥ~ワン!ワン!」と少し唸りながら吠えた。どうやらシンクロしていたようだ。 以前にもかなりリアルな河童の夢を見て、「河童になる」という詩も書いた。久しぶりに河童に関する夢を見て目覚めたら、 わたしがFacebookに投稿したピンホール写真に「Nahualだ」というコメントが届いていた [https://www.hvezda369.cz/2021-07-29/] 。河童はわたしの影の精霊あるいはAlter Egoなのか。夢を通して河童またはVodníkに変身するならおもしろい。…

祖母と買い物をする夢と、広大な赤土の荒野の夢

夢の中で、父方の祖母とともに商店街を歩いていた。わたしは露店で売られていた日傘のひとつを手に取り「色も柄もかわいいけれど、きっと使わないな」と思っていた。祖母はラメの入った黒いニットを試着していた。その時には祖母の姿ははっきり見えていたけれど、他の場面では祖母の姿は見えなかった。 別の場面または別の夢では、わたしは広大な赤土の荒野にいた。見渡す限りの荒野はまるで地球上の景色ではないようだった。そこには線路と小さな駅があり、電車が走っていた。電車から降りたのか、それとも別のところへ向かっていたのか覚えていないが、電車の脇を通り抜けて歩いた。…

怪奇現象が起きる夢

今朝方見た夢で怪奇現像が起きていた。わたしは、随分昔に付き合っていた男性と知らない部屋にいた。室内は薄暗く、既に日は暮れているようだった。突然天井のあたりからからラジオか何かの音が流れ始め、不審に思って上を見ると、ぶら下がった電灯が何かによって無理やり捻じ曲げられるように動いて形を変えた。 わたしは怖くはなかったが、なんとかしなければと思い、見えない”何か”に向かって「何者なの?何がしたいの!?」と問いかけながら、手元にあった板のようなものを頭上に掲げて片手でぶんぶん振った。…

重要書類を持ち出す夢と、巨大な船に乗り込む夢

今朝方見た夢の中で、わたしは建て替えられる前の古い実家に似た場所から重要な書類だけを持ってその場を去ろうとしていた。そこには攻撃的で気難しそうな女性がいて、同じくその場にいた男性に対して激しく文句を言っていた。もう一人、わたしを守ろうとしてくれる女性がいたが、自分で何とか出来そうだった。 別の夢では、わたしは巨大な船に乗りこんでいた。それは確かに船と呼ばれていたが、そこは海ではなかった気がする。船の入口で、礼儀正しいスタッフによって左手首に輪のようなものを填められたが、それは形式的なものらしく、すぐに抜け落ちて消えてしまった。 その後、白い光に包まれた銀色の近未来的な長い通路を歩いた。通路を抜けると、巨大なホテルのロビーのような空間が広がっていて、たくさんの人の姿が見えた。わたしは大きな螺旋型の階段を上って上階へ向かった。上階には様々な売店や飲食店が並んでいて、どの料理もみな美味しそうだった。 飲食店の前を歩いていたら、見知らぬ男性から「お母さんはどうした?」と尋ねられた。わたしは「一緒に来ている」と下の階を指し示した。男性は安心したようだった。さらに歩くと、別の店の外に設置され…

着替える夢とデネブ、カペラ

このところよく夢の中で着替えようとしている。大抵は広大なフィッティングルームあるいはパウダールームのようなところにいる。周囲にはいつも多くの人(主に女性たち)がいて、彼女たちもそれぞれ着替えたり化粧を施したりしている。空間はどこか宇宙的で、全体が白っぽい光に包まれている。 昨夜は1時頃にさくらが起きだしてきて何かを訴えている様子だったので、急遽散歩に連れ出してもらった。その後、デネブのことを思いながら眠りに就いたものの、3時過ぎにまた目が覚めた。手洗いに行って再びベッドに入ったら、目線の先でカペラが煌々と輝きながらその存在を主張していた。…

父の死体が動き出す夢

父の死体が動き出すという夢を見た。夢の中では彼は既に死んでいて(実際には彼は今も生きている)、その身体はベッドの中にあった。死後一週間は過ぎているようだった。わたしは少し離れたところからその姿を見ていた。すると、死んだはずの彼の腕が動きはじめ、目が開いたり、顔が動いたりしていた。 そこは、建て替えられる前の古い実家の二階にあった母の部屋に似た空間だった。その場に母もいた気がするが、姿は見えなかったかもしれない。父の死体が動き始めたので、わたしは母に「あれ、動き始めたよ」というようなことを伝えていたように思う。怖くはなかったが、奇妙な感じではあった。…