外宇宙 ー シリウス ー 金星 ー 地球

過去の夢に現れた象徴の指すところが、点と点が繋がるように見えてくるにつれ、自分が既に夢の中で繰り返しシリウス・金星バイパスを訪れていることにようやく気づいた。「気づけよ」と何度も言われていたのに、なかなか気づかなかった。自分がどこから来たかを見つけ出したいと思っているので、ひとまずそのルートを思い出したということかもしれない。…

キリストが描かれた帽子をかぶっている夢、キリストグリッド、金星グリッド

またたくさん夢を見たけれど、内容はほとんど忘れてしまった。ただ、まったく知らないはずなのに親近感を覚える人々とともにいた印象だけは残っている。懐かしいような、ほっとするような、心地よさだった。 ひとつだけはっきりと覚えているのは、ちょうど生え際に当たる部分にキリストが描かれた帽子をかぶっていた場面だ。少し離れたところにいた男性3人組のうちの1人が近づいてきて、にこにこしながらわたし頭の上のキリストに触れた。彼はその帽子が欲しいようだったが、何も言わずそのまま去って行った。 これは、プラトン立体のうち正二十面体=水の元素=キリストグリッドを指す夢だったのではないか。正二十面体は一つの面が三角形なので、夢の中の男性三人組はこの三角形だろう。プラトンは正二十面体を水の元素に当てはめた。蠍座15度という水の元素のピークにあるネイタル月とほぼ同じ位置で新月が起きた日にこの夢を見たのはおもしろい。 また、ケプラーは、太陽を中心とする6つの惑星の軌道は5つのプラトン立体に関係づけられると主張し、地球と金星の間に正二十面体をあてはめた。この正二十面体は金星グリッドとも呼べる。…

オリオン、シリウス、アンタレス、アンドロメダ

この夢は、オリオンだけでなくシリウスでもあるのかと気づいた。この夢だけでなく、これまでに見たいくつかの夢もそうだ。さくらを含む”犬”の夢を何度も見ていたのに、気づいていなかった。どうやらこれまで随分取りこぼしていたようだ。 アンドロメダあるいはアルフェラッツとの接触 この夢は、アンドロメダ、というかアルフェラッツだったのではないか。”島根”で、足が地につかなくて身体が浮き上がってしまったというのはとても象徴的。ペルセウスは岩に縛られたアンドロメダを救出し、空を飛ぶものに変えた。ペルセウスとアンドロメダの神話は、スサノオとクシナダヒメ、ヤマタノオロチの物語(=”島根”)につながる。 先に見た、さくらと母が現れた夢は、オリオンっぽい。アルニラムから長い白い紐でアンタレスに繋がり、次の夢でアンタレス→アンドロメダ座のアルフェラッツという感じだろうか。 マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を…Cesta ke hvězdámR. Rorýs [https://www.hvezda369.cz/2021-11-01/]…

アンドロメダあるいはアルフェラッツとの接触

この夢は、アンドロメダ、というかアルフェラッツだったのではないか。”島根”で、足が地につかなくて身体が浮き上がってしまったというのはとても象徴的。ペルセウスは岩に縛られたアンドロメダを救出し、空を飛ぶものに変えた。ペルセウスとアンドロメダの神話は、スサノオとクシナダヒメ、ヤマタノオロチの物語(=”島根”)につながる。 先に見た、さくらと母が現れた夢は、オリオンっぽい。アルニラムから長い白い紐でアンタレスに繋がり、次の夢でアンタレス→アンドロメダ座のアルフェラッツという感じだろうか。 マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を見た。 ある夢の中では、わたしは幼なじみとともに実家近辺に似た住宅街にいた。道路に3頭の犬がいるのが見え、そのうちの1頭がさくらだとわかった。さくらは頭をどこかにぶつけたそうで、頭頂部に黄色い絆創膏のようなものを貼られていた。また、夢の中の彼女は実際よりも痩せ細っていて、年老いて見えた。 そこにわたしの母が現れて、細長い白いリーシュを「これを使えばいい」といった風にわたしに手渡した。わたしは「…

マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ

今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を見た。 ある夢の中では、わたしは幼なじみとともに実家近辺に似た住宅街にいた。道路に3頭の犬がいるのが見え、そのうちの1頭がさくらだとわかった。さくらは頭をどこかにぶつけたそうで、頭頂部に黄色い絆創膏のようなものを貼られていた。また、夢の中の彼女は実際よりも痩せていて、年老いて見えた。 そこにわたしの母が現れて、細長い白いリーシュを「これを使えばいい」といった風にわたしに手渡した。わたしは「見たことのないリーシュだな」と思いながら、それを受け取った。夢の中では相変わらず、母の顔や姿は曖昧でよく見えなかった。 別の夢では、わたしは長い旅をしていた。男性と一緒だったが、彼はVだったか、あるいはまったく知らない人だったような気もする。古い大きな木造家屋の中で、わたしたちは炬燵に入って暖をとっていた。そこに、島根の海辺に暮らす友人夫婦が現れた。わたしは「あ、ここは島根なのか」と思った。 次の場所へ向かう前に買い物をするため、わたしは彼らとともにショッピングモールのような場所を訪れ、下着売場や書籍売り場を見て回った。わたしの…

草野マサムネさんと一緒に歌う夢

夢の中で草野マサムネさんと一緒に歌っていた。船あるいは宇宙船の中のような空間だった。二段ベッドのくちゃくちゃになったシーツの上で、気持ちよく最後まで歌いきった。彼が書く歌詞は声に出して歌うと気持ちいい。あちらでもなくこちらでもない境界線上をうまく描いている。 確か、彼の火星は水瓶座15度「フェンスの上にとまっている2羽のラブバード」で、わたしの水星と同じ位置だった。他の天体もなるほどという配置だったのを覚えている。彼が書く歌詞はわたしの中である種の型になっている。その言葉にはするりと向こう側へ抜け出すような作用がある。…

小さなペンギンを食べる夢

今朝見た夢。 わたしはVとともにまったく知らないフラットに引っ越していた。100㎡はある広々としたリビングルームは、一方の壁が全面ガラス張りになっていて、外から丸見えだった。隣のフラットの壁もまたガラス張りで、オフィスルームらしい隣人の洒落た部屋が廊下越しに見えていた。 室内には既にセンスの良いソファーや家具が置かれていたが、それでもとにかく広かった。床や壁に木材がふんだんに使われた、落ち着いた雰囲気の快適な空間だった。反対側の隣にはイタリアンレストランがあり、壁には煉瓦造りのカウンター窓が設置されていて、そこからテイクアウト注文ができるようになっていた。 わたしはそのイタリアンレストランを訪れた。ビールとおすすめの一品が運ばれてきた。Carlsbergという銘柄を聞いた気がする。深い緑色のグラスが印象的だった。食べているうちに小皿の中身が極小のペンギンのマリネであることに気づいた。いくつもの小さなペンギンが丸ごと野菜などと和えられていた。目玉らしい小さな球体を歯で嚙み潰した感触を覚えている。 場面は変わり、わたしはフラットに戻っていた。Vは往復180分かけて車でプラハまで出向…

古い知人が現れた夢

8年ほど前に死んだ知人が夢に現れた。 昔の実家に似た建物の中で、わたしは法事か何かを取り仕切っていた。座敷にはテーブルがいくつも並んでいて、既に多くの人が集まっていた。玄関の前に仕出し屋の車が停り、知人がオーダーしたという寿司や料理が届いた。わたしはそのあまりの豪華さと量に驚いた。調理用白衣を着た配達人は、わたしが驚いているのが嬉しいようで「うちの寿司は豪華でしょう!」というようなことを言っていた。 わたしはその豪華な寿司やたくさんの料理をテーブルへ運んだ。やがて知人が到着した。彼は生前と同じく優しい雰囲気を纏っていた。しかし、顔ははっきりとは見えなかった。 既に亡くなっている人が夢に現れることは割とよくある。しかし、彼らの顔や姿はいつも曖昧ではっきりと見えることがない。母方の祖母は夢の中ではいつも少し離れたところにいて姿すら見えない。それでも、それが誰なのかはわかる。 既に肉体という物質的な形を脱した彼らの顔や姿がはっきりと見えないのは当たり前だ。夢の中の彼らは、実際には生前の彼らではない。わたしの意識が、夢の中での体験を描写するために、彼らを象徴あるいは記憶の型として利用し…