犬を拾う夢、シーサーのような二頭の狛犬

夢の中で、茶色い猫を抱いたまま、片手でハンドルを握って自転車でトンネルの中を走っていた。途中、コーギーのミックスのような犬が捨てられているのを見つけて自転車をとめた。人懐っこい大きな目をしたかわいい犬だった。知らない女性が現れて犬を助けようとしたので、わたしも協力することにした。女性は、その犬を安全な場所へと運ぶため透明なビニール袋に入れた。 そうして、わたしたちは一緒に移動した。公共休憩所のような場所へ辿り着き、わたしたちは犬を袋から出した。薄暗くて温かい、絨毯敷の空間だった。そこには二頭の番犬あるいは狛犬のような生き物がいて、こちらの様子を伺っていた。二頭とも大型犬ほどの大きさで、身体の毛がところどころ抜けていたか無い状態で肌が露出しており、顔はシーサーのようだった。わたしたちのことを少し警戒しているようではあったが、攻撃してくる様子はなかった。 女性が袋から出した犬の身体をチェックした後、何かの粉末をに取りだして計量した。水に混ぜて犬に飲ませるようだった。わたしたちは、保護した犬が番犬(狛犬)に攻撃されないよう慎重に動いた。二頭の番犬のうちの一頭が立ち上がってこちらの様子を見…

さくらを抱いて海へ向かう夢と、母とともに電車に乗って巨大なターミナル駅へ向かう夢

海へ行く夢を見た。わたしは海のそばに建つ古い大きな家屋のような宿泊施設に滞在していた。古い友人と名前も思い出せない昔の知人、そして母も一緒にいた気がする。いくつかの夢の記憶が混ざりあって混沌としている。 ある場面で、わたしはさくらを抱いて海の方へ向かって歩いていた。海へと続く道はなだらかな下り坂だった。空はよく晴れていて、暑くも寒くもなく心地よい気候だった。さくらはなかなか重くて抱えて歩くのは大変だったが、苦痛ではなかった。 別の夢では、わたしは母とともに”東京”の街を移動していた。彼女は”秋葉原駅”に行くと言っていた。夢の中の”秋葉原駅”は巨大なターミナル駅で、ハブ空港ほどもある近未来的な大きな建物からそこらじゅうへ路線が繋がっていた。わたしたちはそこへ向かっていた気もするし、既にそこにいたような気もする。 わたしは他にもっと早くて便利な行き方があると話したが、彼女は特定の電車で目的地へ向かいたがった。彼女はその電車の切符かパスを既に持っていたが、わたしは持っていなかった。バックパックの中のパスケースから様々なカードが出てきたが、どれも別の電車用だったので、わたしは切符を買うこ…

カシオペアとアルニラムの結託か

いくつか見た夢から持ち帰ってきた記憶のひとつは、男が授乳されている場面だった。大きな乳房がアップになったシーンが印象に残っているが、女の顔は見えなかった。そのうち、その女の顔が、授乳を受けていた男の顔に入れ替わった。それを見てわたしは「こんな風に主客が入れ替わるのか」と思っていた。 乳房はカシオペアの象徴。母乳をたくさん与える過保護なカシオペアは、高低の落差をなだらかな階段や坂にする。主体と客体が入れ替わるのはアルニラム。見る力を見られる力に変えたり、見られるものを見るものに変えたりする。カシオペアとアルニラムが結託しているということだろうか。 昨夜はあまりに眠くて、何かを思う間もなく気を失った。脚に軽い怪我をしているさくらの様子を見るため一度目を覚ました後、もうひと眠りした時にこの夢をみた。何も意図していなかったけれど、あちらの方からやってきた。…

上昇するエスカレーターの夢

またたくさん夢を見た。何度目が覚めてもまだ次の夢が見たくて再び眠ることを繰り返した。目覚めた時の感覚で、もうひと眠りするのがいいかどうかがわかるようになってきた。まだ更に”あちら側”との接触がありそうな時には、頭も身体も起きようとせず、再び半覚醒状態あるいは夢に向かおうとする。 今日見た夢から持ち帰ってこれたのはいずれも上昇するエスカレーターの場面だった。ある夢では、わたしは北欧のどこかの街の駅にあるエスカレーターに乗り、周辺の景色や人々の行動を眺めながら「国や地域が違えど地上社会の中における人間の営みに根本的な違いはない」というようなことを思っていた。 別の夢では、上昇するエスカレーターに乗る女性が、身につけていた濃い青のワンピースを瞬時にさまざまな形に変え、次々と装い方を変化させる様子を見ていた。彼女の背後には彼女の知人らしい男性がいて、手摺の上で大きく風にたなびく彼女のドレスの袖を彼が軽く押さえたのが始まりだった。…

外宇宙 ー シリウス ー 金星 ー 地球

過去の夢に現れた象徴の指すところが、点と点が繋がるように見えてくるにつれ、自分が既に夢の中で繰り返しシリウス・金星バイパスを訪れていることにようやく気づいた。「気づけよ」と何度も言われていたのに、なかなか気づかなかった。自分がどこから来たかを見つけ出したいと思っているので、ひとまずそのルートを思い出したということかもしれない。…

キリストが描かれた帽子をかぶっている夢、キリストグリッド、金星グリッド

またたくさん夢を見たけれど、内容はほとんど忘れてしまった。ただ、まったく知らないはずなのに親近感を覚える人々とともにいた印象だけは残っている。懐かしいような、ほっとするような、心地よさだった。 ひとつだけはっきりと覚えているのは、ちょうど生え際に当たる部分にキリストが描かれた帽子をかぶっていた場面だ。少し離れたところにいた男性3人組のうちの1人が近づいてきて、にこにこしながらわたし頭の上のキリストに触れた。彼はその帽子が欲しいようだったが、何も言わずそのまま去って行った。 これは、プラトン立体のうち正二十面体=水の元素=キリストグリッドを指す夢だったのではないか。正二十面体は一つの面が三角形なので、夢の中の男性三人組はこの三角形だろう。プラトンは正二十面体を水の元素に当てはめた。蠍座15度という水の元素のピークにあるネイタル月とほぼ同じ位置で新月が起きた日にこの夢を見たのはおもしろい。 また、ケプラーは、太陽を中心とする6つの惑星の軌道は5つのプラトン立体に関係づけられると主張し、地球と金星の間に正二十面体をあてはめた。この正二十面体は金星グリッドとも呼べる。…

オリオン、シリウス、アンタレス、アンドロメダ

この夢は、オリオンだけでなくシリウスでもあるのかと気づいた。この夢だけでなく、これまでに見たいくつかの夢もそうだ。さくらを含む”犬”の夢を何度も見ていたのに、気づいていなかった。どうやらこれまで随分取りこぼしていたようだ。 アンドロメダあるいはアルフェラッツとの接触 この夢は、アンドロメダ、というかアルフェラッツだったのではないか。”島根”で、足が地につかなくて身体が浮き上がってしまったというのはとても象徴的。ペルセウスは岩に縛られたアンドロメダを救出し、空を飛ぶものに変えた。ペルセウスとアンドロメダの神話は、スサノオとクシナダヒメ、ヤマタノオロチの物語(=”島根”)につながる。 先に見た、さくらと母が現れた夢は、オリオンっぽい。アルニラムから長い白い紐でアンタレスに繋がり、次の夢でアンタレス→アンドロメダ座のアルフェラッツという感じだろうか。 マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を…Cesta ke hvězdámR. Rorýs [https://www.hvezda369.cz/2021-11-01/]…

アンドロメダあるいはアルフェラッツとの接触

この夢は、アンドロメダ、というかアルフェラッツだったのではないか。”島根”で、足が地につかなくて身体が浮き上がってしまったというのはとても象徴的。ペルセウスは岩に縛られたアンドロメダを救出し、空を飛ぶものに変えた。ペルセウスとアンドロメダの神話は、スサノオとクシナダヒメ、ヤマタノオロチの物語(=”島根”)につながる。 先に見た、さくらと母が現れた夢は、オリオンっぽい。アルニラムから長い白い紐でアンタレスに繋がり、次の夢でアンタレス→アンドロメダ座のアルフェラッツという感じだろうか。 マルカブ、シェアト、アルゲニブ、アルフェラッツ今日は何度目が覚めても再び眠りたくて、たくさん眠っていくつもの夢を見た。 ある夢の中では、わたしは幼なじみとともに実家近辺に似た住宅街にいた。道路に3頭の犬がいるのが見え、そのうちの1頭がさくらだとわかった。さくらは頭をどこかにぶつけたそうで、頭頂部に黄色い絆創膏のようなものを貼られていた。また、夢の中の彼女は実際よりも痩せ細っていて、年老いて見えた。 そこにわたしの母が現れて、細長い白いリーシュを「これを使えばいい」といった風にわたしに手渡した。わたしは「…