夢の中ではいつも旅をしている

15時間眠ってたくさん夢を見た。ある夢の中ではわたしはまた自転車に乗って軽快なスピードで街を走り回っていた。まるで知らない街並みだったが、ディテールは微妙に異なるものの夢の中ではよく訪れている街だった。その街にはいつも大きなショッピングモールがあり、駐車場には独立した書店がある。 別の夢ではわたしは高低差のある街並みを移動していた。たくさんの車が行き交う坂を下って高架をくぐり、駅ビルのような建物の中へ入った。中には飲食店や土産物屋などが並んでいて、わたしはひとつひとつの店を覗きながら歩いた。やはりまるで知らない場所だったが、思い返すと懐かしい気分になる。 また別の夢ではわたしは大きなスーツケースを持って次の目的地へ向かおうとしていた。かなり大きなホテルに滞在していたようで、ふかふかの絨毯が敷かれた廊下を歩いてエレベーターに乗り込み、チェックアウトのために階下へ移動しながら、自分が何日間そこに滞在していたかを思い返していた。…

高層階の部屋、向かいのベランダから見上げてきた少女、青空に輝くる星

夢の中でまた、とても高い場所にある広い空間で暮らしていた。Vとさくらも一緒にいた気がする。わたしの誕生日祝いとして届いた置物をどこかに飾ろうとしていた。たくさんの花の装飾がなされた陶器のような大小の置物で、贈り主はわたしが日本で最後に勤務していた会社の従業員の人々だった。 一旦は洗面台の横に置いた小さい方の置物を窓辺に移動させていたら、窓の外の下方にある建物のベランダにいる女の子と目が合った。そこでわたしは、彼女が、現在自分が働いている会社のスタッフの娘だとわかった(実際には多分その人に娘はいない)。彼女はベランダのクリスマス飾りを片付けているようだった。 彼女は興味深そうな様子でこちらを見上げていたが、わたしはあまりじっと見てはいけない気がして何気なく視線を外した。そうして別のもっと大きな窓の前へ移動し、空を見上げた。そこはかなり高い位置のようで、地表ははるか遠く、雲がすぐ近くに見え、青空なのにたくさんの星が光っていた。…

ジョニー・デップと長距離移動をした後、煙草を吸い、地中深くへと潜っていく彼らを見送る夢

今朝の夢。 ジョニー・デップが運転する車に乗って長い距離を移動していた。目的地に近づいてきたので「運転、疲れたでしょう」と話しかけたところ、彼は確かに少し疲れた様子でこちらを見て「草を吸おう」とハンドルを切った。次の瞬間にはわたしたちは林の奥にある小さな湖の畔にたどり着き、車を停めた。 わたしたちが乗った車のすぐ横を走っていた車の中に知り合い(実際にはまるで知らない人)がいて、彼が「草吸うんだ!」と驚いている様子が見えていた。その後、がらんとした大きな食堂のような古い木造の建物の一角に広々とした喫煙所のような空間があり、そこで彼らは煙草か何かを吸っていた。 周囲には他にも知らない人たちがたくさんいた。長い年月を経て深みを増した木材の色合いや、薄暗いけれど温かい雰囲気、どことなく土っぽくて乾いた空気などが印象に残っている。わたしも彼らとともに煙草を吸いながら「懐かしい、昔はよくここへ来た」というようなことを話していた。 その後、場面は切り替わり、ジョニー・デップ(その時点で彼は別の姿になりつつあった)と知人が、探索か発掘か何かしらの目的のために地中深くへと繋がるルートを潜っていく…

Mitri, the Egyptian Scribe

今日のスクライイングでもまた、じっとこちらを見つめる「目」をいくつも見た。鮮やかなブルーの大きな目。ネコ科の動物あるいは爬虫類のような目。そして、またもや肌の色の濃い若い男性の顔が見えた。その大きな目もやはり鮮やかな青色をしていた。おそらく、同じ水晶玉で初めてスクライイングをした時にも現れた人物のようだ。 今日は、懐かしい場所で懐かしい人々とともにいた感触を抱きながら目覚めた瞬間から、”ルクソール”という地名が繰り返し頭の中で響き、身体の左側、頭の左上あたりに群青色の”何か”の存在を感じていた。それがどうにも気になってインターネットで検索しているうちに、突然ある像の写真に行き当たった。初めて目にするその像は、スクライイングで見た顔にあまりによく似ていて驚いた。「Mitri」という名を持つ、エジプト第5王朝時代の書記官の像らしい。 「Mitri as a scribe」 [https://www.nilemagazine.com.au/2015-july-1/2015/7/2/meet-mitri]の写真 [https://commons.wikimedia.org/wiki/Fil…

夜の海を見に行く夢と更衣室の夢

深夜の海を見に出かけた。海へと続く石畳の路地にある小さなカフェが無人で営業していて、好きな飲み物や菓子などを無料でテイクアウトすることができた。わたしはココアのような飲み物をカップに入れ、マカロンのような小さな菓子を器に取り、アブサンのような酒を小さなグラスに注いで持ち出した。 開け放たれたカフェの四角い窓から外の様子を眺めていた場面が印象に残っている。薄い青緑色の塗料が少し剥がれかけている古い木の枠がついた横長の窓だった。夜の海は真っ暗だったが、わたしたちと同じように散歩をしている人たちもいた。パトロールをする警察らしき人々もいた。日の出が近づき空が明るくなった頃、帰路に着いた。 飲み物や菓子を無料で提供してくれたカフェにせめてチップを置きたくなり、帰り道にまた立ち寄った。中にはまだ誰もいなかったので、少し考えた後、菓子が載せられている大きな皿の下にいくつかのコインを忍ばせておくことにした。路地を抜けて開けた場所に着くと、既に人々の活動が始まっていた。 わたしは草に覆われた急勾配の道を登ろうとしたが、一緒にいた人は少し離れたところにある舗装された緩やかな道を行きたそうだった。彼…

どこから来たのか、なぜここへ来たのか

窓の外を戦闘機や爆撃機がいくつも通過していく。その度に物陰に身を隠し、「やはり攻撃してきたか、破壊しつくすつもりなんだな」と思う。どうやらわたしは絵描きのようだった。部屋の中にあるたくさんの絵を保存するため、それらをどこかへ運び出そうとしていた。その場には協力者もいた気がする。 絵を物理的にどこかへ動かすのではなく、次元を移すとでもいうのか、何か特殊な手段を用いるようだった。そして、絵を移動させた後は、自分もそこを脱出するつもりだった。おそらくそこはもう破壊し尽くされ、住めなくなる。そこでは大きな戦争が続いているようだった。 「わたしはどこから来たのか、なぜここへ来たのか」と問いかけて眠りについた後に見た夢。強い実感の伴う夢だった。全体的なイメージは過去ではなく、どことなく未来的だった。…

美容院の夢、シリウスa、ネツァク・マルクトのパス

昨夜から今日にかけては大量の夢を見た。どの夢でもわたしは旅をしていた気がする。はっきりと覚えているのは、旅先で美容院を訪れた場面だ。そこでわたしは一人の女性が美容師から新しい髪型の提案を受けている様子を眺めていた。髪を盛り上げて、頭を妙に大きく見せるような奇妙な髪型だった。 美容院で髪型/頭を整えてもらうというのはシリウスa的だ。金星に関連付けられるネツァクと、物質の身体を表すマルクトとのパスを行き来していたのだと思う。 そこで気づいたのだが、先日夢の中で赤いザリガニのような虫のような生物が右人差し指に噛みついてきたのは、アルファードだったのではないか。あの恐怖はまさにアルファード的だ。あれは、ホドとマルクトのパス、つまりタロット20審判で、天使のラッパで目覚めた死者=水の中から出てきたザリガニだったのではないか。…

赤いザリガニのような虫のような生物が右人差し指に噛みつく夢

結局、昨夜起きている間 [https://www.hvezda369.cz/2022-02-09/] には、何も現れなかった。つまり、何も見ることはできなかった。しかし、その後、夢の中で奇妙なものに遭遇した。 夢の中で、エビのようであり虫のようでもある見たこともない赤い生物が、わたしの身体の上を歩き回っていた。その横には、伸び縮みする椎茸のような形をしたカブトガニに似た生物もいた。わたしは、太ももの裏側をうろうろして隙あらば皮膚を食い破ろうとする赤いエビ虫を必死に追い払った。しかし、エビ虫は反撃に出て、わたしの右人差し指に嚙みついた。 痛みはなかったが、真っ赤なエビ虫の姿が大写しになったことと、噛みつかれたショックとで目が覚めた。エビ虫は、実際にはエビよりも身が細く、長い触覚と複数の足が左右に飛び出していて、ザリガニのようでもあり、それでいて虫のようでもあった。絵に描こうとしても描けないほど奇妙な形をした生き物だった。 目覚めてすぐ、タロット18月のカードに描かれたザリガニが思い浮かんだ。18月はネツァクとマルクトのパスであり、対応する恒星はシリウスaだ。夢の中の身体は死体(マル…