旅先で服を探す夢

夢の中ではわたしは旅先にいた。旅の間に着る服をあまり持ってこなかったという理由で、わたしはすぐに着られそうな服を探しに出かけた。ファッションセンスのいい昔の友人が一緒にいた。 いくつかのブティックを訪ねてみたものの、気に入る服は見つからなかった。夕暮れ時でそろそろどの店も閉店が近そうだったので、わたしはその日は諦めることにして、翌日にまた別の店を訪ねようと思っていた。 どうやらそこは東京で、わたしは表参道か銀座へ行きたかったが、宿泊先からの交通が少し面倒なので、新宿に行くしかないかななどと考えていた。…

鳥の雛と赤ちゃんパンダの夢

夢の中で、祖父母とともに暮らしていた建て替えられる前の古い実家にいた。居間にアヒルか鴨の親鳥と雛がいた。手を近づけると、雛はよちよちと掌の上に載ってきた。わたしはふわふわとした柔らかい雛を慎重に両手で包んで、台所にいた祖母に見せようとした。祖母の姿は見えなかったが、彼女は流し台のあたりで作業をしていた。 居間に戻るとさらに雛が二羽増えていた。そのうち一羽はきれいな水色だった。わたしは嬉しくなって、雛たちをそっと優しく撫でた。雛たちはまったく警戒せず、心地良さそうにしていた。ふと気づくと、親鳥の姿が消えていた。 そして、中庭に面した掃き出し窓が開いていて、そこから猫が侵入していた。わたしは、雛が猫に襲われるのを防ぐため、三羽の雛を片手で抱えたまま、もう一方の手で猫の首のあたりをそっと掴んで外へ出した。居間に戻ってみると、他にも数匹の猫が居間に入り込んでいるのが見えたので、同じように一匹ずつ外へ出した。 場面が切り替わり、わたしは屋外にいた。そこには高いフェンスで囲まれた広々とした庭があり、その中では数匹のパンダの赤ちゃんがころころと遊びまわっていた。わたしが三羽の雛を抱えたままフェ…

夢の中では

夢の中で松村潔氏のオンライン講座に参加していた。やっぱり眠っている間に少し先の現実を先取りしている感じがする。 子どもの頃には夢で見たことが現実になることはよくあった。現実に遭遇してから「あ、この場面、夢で見た」と気づくことが多かったかもしれない。転校生が来るとか、〇〇さんから電話がかかってくるとか、クラスメイトが跳び箱の実技を披露するとか、他愛のないことが殆どだったように思うが、夢と現実の境目はかなり曖昧だった。 多分、今でもそう変わりはなくて、わたしはごく日常的に“未来”に起きることを夢で見ている。肉体=時間から解放されている夢の中では過去も未来もない。…

扉がたくさん並んだ廊下、いくつもの洗濯機、クローゼットの中に隠された引き出し

12時間以上眠ってまたたくさんの夢を見ていた。最後に見た夢の中でわたしはあちこちにドアがある家に住んでいた。どのドアがどの部屋に繋がっているのかわからないので、ひとつひとつのドアを開けて確認しながら歩いた。一番奥のドアの向こうにはかなり広い部屋があり、洗濯機や洗面台が並んでいた。 他の部屋にもいくつか洗濯機が置いてあったのを覚えている。ある部屋では「この洗濯機はあちらへ移動させた方がいいのではないか」などというようなことも思っていた。 わたしははじめ、そう広くはない部屋で眠っていた。そこにはわたし以外にも3人の人の男性たちがいて、彼らはどうやら泊まりに来た客のようだった。靴箱には3人分の靴が半ば無理やり押し込まれたようにしまってあった。 わたしは着替えようと思いクローゼットの扉を開けた。すると、クローゼット中にもそれまでまったく気づかなかった(あくまでも夢の中の設定として)隠し扉のような引き出しがあり、開くと中からは古い書類が出てきた。…

天秤座27度の夢

夢の中で誰だったかはわからないが女性と話をしていた。わたしはホロスコープについて話しており、何かの天体(おそらく月だった)が二次関数のグラフのような曲線を描いて同じポイントを何度も通過するので、そのポイントが重要なのだろうと言っていた。そのポイントは、天秤座27度だった。天秤座27度のサビアンシンボルは「頭上を飛んでいる飛行機」。…

夢の中ではいつも旅をしている

15時間眠ってたくさん夢を見た。ある夢の中ではわたしはまた自転車に乗って軽快なスピードで街を走り回っていた。まるで知らない街並みだったが、ディテールは微妙に異なるものの夢の中ではよく訪れている街だった。その街にはいつも大きなショッピングモールがあり、駐車場には独立した書店がある。 別の夢ではわたしは高低差のある街並みを移動していた。たくさんの車が行き交う坂を下って高架をくぐり、駅ビルのような建物の中へ入った。中には飲食店や土産物屋などが並んでいて、わたしはひとつひとつの店を覗きながら歩いた。やはりまるで知らない場所だったが、思い返すと懐かしい気分になる。 また別の夢ではわたしは大きなスーツケースを持って次の目的地へ向かおうとしていた。かなり大きなホテルに滞在していたようで、ふかふかの絨毯が敷かれた廊下を歩いてエレベーターに乗り込み、チェックアウトのために階下へ移動しながら、自分が何日間そこに滞在していたかを思い返していた。…

高層階の部屋、向かいのベランダから見上げてきた少女、青空に輝くる星

夢の中でまた、とても高い場所にある広い空間で暮らしていた。Vとさくらも一緒にいた気がする。わたしの誕生日祝いとして届いた置物をどこかに飾ろうとしていた。たくさんの花の装飾がなされた陶器のような大小の置物で、贈り主はわたしが日本で最後に勤務していた会社の従業員の人々だった。 一旦は洗面台の横に置いた小さい方の置物を窓辺に移動させていたら、窓の外の下方にある建物のベランダにいる女の子と目が合った。そこでわたしは、彼女が、現在自分が働いている会社のスタッフの娘だとわかった(実際には多分その人に娘はいない)。彼女はベランダのクリスマス飾りを片付けているようだった。 彼女は興味深そうな様子でこちらを見上げていたが、わたしはあまりじっと見てはいけない気がして何気なく視線を外した。そうして別のもっと大きな窓の前へ移動し、空を見上げた。そこはかなり高い位置のようで、地表ははるか遠く、雲がすぐ近くに見え、青空なのにたくさんの星が光っていた。…

ジョニー・デップと長距離移動をした後、煙草を吸い、地中深くへと潜っていく彼らを見送る夢

今朝の夢。 ジョニー・デップが運転する車に乗って長い距離を移動していた。目的地に近づいてきたので「運転、疲れたでしょう」と話しかけたところ、彼は確かに少し疲れた様子でこちらを見て「草を吸おう」とハンドルを切った。次の瞬間にはわたしたちは林の奥にある小さな湖の畔にたどり着き、車を停めた。 わたしたちが乗った車のすぐ横を走っていた車の中に知り合い(実際にはまるで知らない人)がいて、彼が「草吸うんだ!」と驚いている様子が見えていた。その後、がらんとした大きな食堂のような古い木造の建物の一角に広々とした喫煙所のような空間があり、そこで彼らは煙草か何かを吸っていた。 周囲には他にも知らない人たちがたくさんいた。長い年月を経て深みを増した木材の色合いや、薄暗いけれど温かい雰囲気、どことなく土っぽくて乾いた空気などが印象に残っている。わたしも彼らとともに煙草を吸いながら「懐かしい、昔はよくここへ来た」というようなことを話していた。 その後、場面は切り替わり、ジョニー・デップ(その時点で彼は別の姿になりつつあった)と知人が、探索か発掘か何かしらの目的のために地中深くへと繋がるルートを潜っていく…