大きなコウノトリと二頭のポニー

夢の中で、大きな鳥が大きな円を描きながら空を飛び回る姿を眺めていた。やがてゆっくり降下してきたその鳥はコウノトリだった。コウノトリが降りてきた場所には二頭のポニーがいた。わたしは栗色の長い毛を持つポニーの身体を優しく撫でた。ポニーの毛はなめらかで触れているのが心地よかった。 わたしはどこか旅先にいた。駐車場に停めた車の窓から、大きな鳥が飛び回っているのを見つけたのだった。古い友人か知人がともにいたような気がする。わたしは一人で車から出て、大きな鳥が飛び回るあたりへ近づいた。すると、鳥は悠々と弧を描きながら地上に降りてきたのだった。…

アーティストの部屋に滞在している夢

夢の中で知らない人の部屋に滞在していた。知らない人だったけれど、夢の中では知り合いか友人のようだった。彼はどうやら画家もしくはアーティストのようで、大きなキャンバスの上にポップでカラフルな絵が描かれた作成中の作品を見せてもらった。背景の明るいクリームイエローが印象に残っている。 部屋の中は雑然としていて、床にはたくさんのものが散らばっていたが、居心地は良かった。彼は「くつろぐ時にはベッドかソファーの上に行けばいい」と言っていて、わたしもそうかと納得した。ベージュ色のカーテン越しに明るい陽射しが射しこんでいたのを覚えている。 その部屋にはバスルームが二つあった。一つは大きなバスタブの有る少し広めのバスルームで、もう一つにはコンパクトなバスタブと洗面台が備え付けられていた。わたしは彼になぜ二つもバスルームがあるのか尋ねてみたけれど、どんな答えが返ってきたかは覚えていない。…

幼なじみと旅をしている夢

夢の中で幼なじみと一緒に旅をしていた。わたしたちは集団で旅をしているようだったが、途中で彼女が風邪をひいたかウイルスに感染したかで発熱したため、集団から抜けることになった。わたしも彼女と一緒に抜けることにして、どの交通手段を使ってどのルートで彼女を連れて帰るかを考えていた。 荷物をまとめたわたしは、見たことのないワイドパンツを身につけ、珍しくハイヒールの靴を履いていた。外は夜で雨が降っていた。外では送迎の車が待っていて、背の高いドアマンが待機していた。 車の中でわたしは「古い知人の男性があの辺りに住んでいたから電話をすれば迎えに来て送ってくれるかもしれないけれど、やめておこう」と思い、そのことを幼なじみに話していた。わたしはひとまず電車に乗って彼女の家がある方へ向かうことにし、さらに彼女の家族に途中まで来てもらうことにした。 別の夢だったかもしれないが、陸地の形や縮尺が通常とは異なる世界地図を見ながら、わたしが現在暮らしているチェコはここだと、誰だったかはわからない女性に説明をしている場面もあった。…

旅先で服を探す夢

夢の中ではわたしは旅先にいた。旅の間に着る服をあまり持ってこなかったという理由で、わたしはすぐに着られそうな服を探しに出かけた。ファッションセンスのいい昔の友人が一緒にいた。 いくつかのブティックを訪ねてみたものの、気に入る服は見つからなかった。夕暮れ時でそろそろどの店も閉店が近そうだったので、わたしはその日は諦めることにして、翌日にまた別の店を訪ねようと思っていた。 どうやらそこは東京で、わたしは表参道か銀座へ行きたかったが、宿泊先からの交通が少し面倒なので、新宿に行くしかないかななどと考えていた。…

鳥の雛と赤ちゃんパンダの夢

夢の中で、祖父母とともに暮らしていた建て替えられる前の古い実家にいた。居間にアヒルか鴨の親鳥と雛がいた。手を近づけると、雛はよちよちと掌の上に載ってきた。わたしはふわふわとした柔らかい雛を慎重に両手で包んで、台所にいた祖母に見せようとした。祖母の姿は見えなかったが、彼女は流し台のあたりで作業をしていた。 居間に戻るとさらに雛が二羽増えていた。そのうち一羽はきれいな水色だった。わたしは嬉しくなって、雛たちをそっと優しく撫でた。雛たちはまったく警戒せず、心地良さそうにしていた。ふと気づくと、親鳥の姿が消えていた。 そして、中庭に面した掃き出し窓が開いていて、そこから猫が侵入していた。わたしは、雛が猫に襲われるのを防ぐため、三羽の雛を片手で抱えたまま、もう一方の手で猫の首のあたりをそっと掴んで外へ出した。居間に戻ってみると、他にも数匹の猫が居間に入り込んでいるのが見えたので、同じように一匹ずつ外へ出した。 場面が切り替わり、わたしは屋外にいた。そこには高いフェンスで囲まれた広々とした庭があり、その中では数匹のパンダの赤ちゃんがころころと遊びまわっていた。わたしが三羽の雛を抱えたままフェ…

夢の中では

夢の中で松村潔氏のオンライン講座に参加していた。やっぱり眠っている間に少し先の現実を先取りしている感じがする。 子どもの頃には夢で見たことが現実になることはよくあった。現実に遭遇してから「あ、この場面、夢で見た」と気づくことが多かったかもしれない。転校生が来るとか、〇〇さんから電話がかかってくるとか、クラスメイトが跳び箱の実技を披露するとか、他愛のないことが殆どだったように思うが、夢と現実の境目はかなり曖昧だった。 多分、今でもそう変わりはなくて、わたしはごく日常的に“未来”に起きることを夢で見ている。肉体=時間から解放されている夢の中では過去も未来もない。…

扉がたくさん並んだ廊下、いくつもの洗濯機、クローゼットの中に隠された引き出し

12時間以上眠ってまたたくさんの夢を見ていた。最後に見た夢の中でわたしはあちこちにドアがある家に住んでいた。どのドアがどの部屋に繋がっているのかわからないので、ひとつひとつのドアを開けて確認しながら歩いた。一番奥のドアの向こうにはかなり広い部屋があり、洗濯機や洗面台が並んでいた。 他の部屋にもいくつか洗濯機が置いてあったのを覚えている。ある部屋では「この洗濯機はあちらへ移動させた方がいいのではないか」などというようなことも思っていた。 わたしははじめ、そう広くはない部屋で眠っていた。そこにはわたし以外にも3人の人の男性たちがいて、彼らはどうやら泊まりに来た客のようだった。靴箱には3人分の靴が半ば無理やり押し込まれたようにしまってあった。 わたしは着替えようと思いクローゼットの扉を開けた。すると、クローゼット中にもそれまでまったく気づかなかった(あくまでも夢の中の設定として)隠し扉のような引き出しがあり、開くと中からは古い書類が出てきた。…

天秤座27度の夢

夢の中で誰だったかはわからないが女性と話をしていた。わたしはホロスコープについて話しており、何かの天体(おそらく月だった)が二次関数のグラフのような曲線を描いて同じポイントを何度も通過するので、そのポイントが重要なのだろうと言っていた。そのポイントは、天秤座27度だった。天秤座27度のサビアンシンボルは「頭上を飛んでいる飛行機」。…