Liquitex、カラフルな飲み物、二重の虹

夢の中でまた旅先にいた。わたしは着物を着ていたが、長時間の着用で着崩れし、着物の下で下着がズレてしまって不快だった。ホテルの部屋のような空間でようやく着物を脱いでほっとした。室内には他にも女性が二人いて、一人はやはりわたしと同じように下着がすっかりズレてしまい不快だと笑っていた。 そこに彼女たちの着付けの先生だという銀髪の人物が現れた。その人は見た目は男性だったが女性装をしていた。彼は朗らかに笑いながら着物についてしばし語ったかと思うと、どこからか現れた小道具やぬいぐるみを手にして手品のようなパフォーマンスを始めた。わたしは「あれ、どこから出してきたの?」と驚いていた。 彼は、着付け教室の経営者でありながら、パフォーマーとしても活躍しているようだった。さらに彼は、自分はLiquitexの設立者(あるいはオーナー)だと語った。そうして彼のオフィスがある場所を教えられ、わたしは一度そこを訪ねることになった。その時点で既に地図と彼のオフィスらしい空間が見えていた。 その前後だったかあるいは別の夢だったかは忘れたが、わたしは大きな草原と森が広がる気持ちのいい場所にいた。空は晴れていて暖か…

母方の祖母を連れて移動している夢

夢の中で母方の祖母とともに移動していた。家に戻ろうとしていた気もする。新幹線のような超高速の乗り物に乗っていたが、途中の駅で代替のタクシーに乗り換えることになった。さらにまた別の駅から電車に乗らなければならないが、接続に支障が出ているためプラットフォームはかなり混雑していた。 祖母は混雑を嫌がるような素振りを見せた。時間はかかるが残りの行程もタクシーを利用するというのも手段のひとつだった。再び駅を出てロータリーに向かったが、わたしたちが乗っていたタクシーは既にそこにはいなかった。わたしはタクシーのトランクにスーツケースを載せたままだったことに気づいた。 他にもいつくか夢を見たけれど、印象や感触、色合い(目には見えない色彩)は覚えているものの詳細は思い出せない。緑~青い風景の中を移動していた場面があった気がする。…

猛スピードで逆走し懐かしい雰囲気のカフェに入る夢とアルクトゥルス

夢の中で、わたしは自転車かスクーターのようなものに乗っていた。どうやら道路を逆走しているようで、向かい側から来るトラックやバイク集団の間をすり抜けていく。冷や冷やするような速度で右へ左へとカーブを描きながら滑るように走る。地面から少し浮いた状態で空中を走っていたのかもしれない。 やがて山間の小さな観光地といった風情の静かな町に到着した。わたしは同行者の女性とランチを食べることにした。周辺にはいくつかいい店があるとのことだったが、わたしはすぐ目の前にある古い喫茶店のような店が気になった。同行者の女性は「この店は懐かしい、昔によく来た」と言っていた。 同行者は用事があるようで、わたしは一人で先に店の中へ入った。赤いオーニングテントも外壁も煤けていたが、一面が大きなガラス窓になっている店内は思いのほか明るかった。アイボリー色の内装や赤いベルベットの椅子などどこか懐かしい空間だった。わたしは並んで座る老夫婦と相席することになった。 わたしはスパゲティのようなものを食べた気がする。皿には副菜も添えられていた。やがて老夫婦は去っていったが、彼らは上着を椅子の背にかけたまま忘れていった。長年着…

夢の中で食べたたらこスパゲティ

夢の中で食べたたらこスパゲティが美味しかった。 超高速で走る新幹線のような乗り物で移動し、駅で降りた後はやたらと広い道路を歩いて空港へ移動した。滞在先らしいホテルの部屋で、前日に用意されていたたらこスパゲティを食べた。飲み物はバッグに入っていた水とミルクティー。コーラが飲みたかったが、乗り物に置き忘れてしまったようだ。 乗り物を降りる時には地図が同時に見えていた。思いのほか早く到着したので、慌てて降りた。空港は2つあり、そのうちの1つにはブラジル国旗のようなものが見えていた。辿りついたホテルの部屋は超高層階の近未来的空間で、窓の外にはたくさんの星が見えていた。 わたしは、ブランケットの上に直接盛られた大量のたらこスパゲティをパクパク食べながら、左上方に浮かぶホログラムの中の誰かと会話をしていた。わたしたちは言葉を発することなく、脳内伝達でやり取りをしているようだった。わたしは、何かプロジェクトの進捗状況の報告を受け取っていた。その途中にドナルド・トランプの顔が浮かんだのを覚えている。 追記 ブラジル国旗には27の星が描かれている。描かれているのはプロキオン、おおいぬ座(大きく…

夢の中で何度も訪れている“母が現在暮らしている”という家

夢の中で、わたしはまた“母が現在暮らしている”という家にいた。これまでにも同じような夢を何度も見ている。いつもそこは見たことのない家で、母の姿は見えない。そして、必ず隠し部屋のような場所があり、そこから先には思いのほか多くの部屋がある。そして、それらの空間は隣接する家と繋がっている。 居間や台所、寝室などがある先(いつも左側)の扉を開くと、古い仏壇あるいは祭壇のようなものが置かれた陰気な雰囲気の漂う埃っぽい部屋がある。その先にはさらにいくつも部屋があり、台所や風呂もある。隣接する家とは廊下や部屋にある扉ひとつで繋がっていて、玄関や土間も長屋のように繋がっている。 先日、夢の中でよく訪れる山に母がいて、あれはプレアデスではないか、そしてその途中で目にする麓に鳥居がある山は北斗七星ではないかとふと思い立ったが、この夢もプレアデスと北斗七星のことを示唆しているような気がしはじめている。プレアデスと北斗七星は近いどころが繋がっているのではないか。もちろんこれは物理的距離の話ではない。 扉を開けた先にある隠し部屋のような空間、あの埃っぽい陰気な雰囲気が漂う仏壇/祭壇がある部屋を思い返すと、…

夢の記録

昨夜から今朝にかけての夢。やはりわたしはどの夢でも旅先にいた。 ある夢では、わたしは幼馴染とともに街を歩いて昼食を食べに行こうとしていた。彼女が選んだレストランのテラス席に座り、ランチメニューをオーダーした。その日のランチはグレープフルーツタルトのセットとのことだった。 テラス席も店内も広々として居心地のいい店だった。あるテーブルでは、女性客が高い天井から吊られたフックのようなものにバッグをひっかけていて、あれはなかなか便利だなと思った。忙しそうに走りまわっている女性スタッフが「きゅうりのサラダもオーダーしたか」と尋ねにきた。 わたしたちが入った店はまだ空席があったが、向かいのレストランあるいはカフェには行列ができていて、わたしは何がそんなに違うのだろうと思っていた。いずれにしても混雑する空間には行きたくなかったので、自分たちの選択に満足していた。 別の夢には真田広之さんが登場した。彼はインタビューを受けていて、わたしは彼とともに行動していた。写真撮影の際、彼がダークカラーのジャケットの中にきれいにアイロンがけされたストライプ柄のシャツを二枚重ねて着用していたのを覚えている。ふ…

海の夢

夢の中のこと。海辺に建つ古い家屋の1階で海を眺めていたところ、津波が来たのかと思ったら、鯨とイルカとオルカが合体したような姿をした巨大な生物の群れが押し寄せてきた。恐怖はなかったので特に慌てることはなく、のんびりと2階に逃げた場面を覚えている。 おそらく別の夢だと思うが、いわゆる駅にある食品街のようなところで弁当か何かを買おうとしていて、そばに漬物が売られているのが目に入り、野沢菜の漬物のパックを手に取りながら、日本の漬物なんて滅多に食べられないから買っていこうと思う場面もあった。 また別の夢では、わたしは知人が運転する車で海岸沿いを移動していた。彼女の運転はかなり激しく、突然崖のように聳え立つ砂の上に乗り上げたかと思いきや、引き返さずにそのまま砂の崖を急降下し、砂浜でも減速せずに車を走らせ続けた。やがてわたしたちは一般道に出て、食事をする場所を探しに向かった。 他にもいくつかの場面を覚えているが、どれも現実には有り得ない状況でありながら恐怖も不安もなく、不思議な冒険という印象が残っている。眠りに入る前、唐突にフォーマルハウトの名が浮かんで帰りたいと感じたので、特にあの海獣(怪獣…

夢の中で訪れる山 ─ 北斗七星とプレアデス

昨日、夢で何度か見た山とその麓に立つ鳥居を絵に描いた。そうしたら、今朝もまた夢の中で同じ場所を通った。 わたしはいつもこの鳥居がある山を左手に見ながら、別の山へ向かう。鳥居がある山は鬱蒼として険しく、修験道の山のような風情だが、わたしが向かう方の山は観光地化されていて、大抵いつもたくさんの人で賑わっている。 夢の中の風景は曖昧なので、描く際にはいくつかの山の写真を参照した。そのひとつは偶々見つけた国東半島にある両子山の写真だった。先ほど改めて調べたところ、両子山を中心に広がる六つの郷は六郷満山と呼ばれ、八幡信仰と天台修験が融合・発達した独自の山岳宗教文化が栄えた地域らしい。これは余談だが、両子山(ふたごさん/ふたごやま)は音読みにするとわたしの名になることにも後から気づいた。 この鳥居がある鬱蒼とした山は北斗七星の象徴で、もう一方の観光地化された山はプレアデスではないかと思っている。松村潔氏は「北斗七星は旦那、プレアデスは妻という対応関係がある」と書いていた。夢の中のプレアデスはツアー客らしき人たちもたくさんいて、初心者でも気軽に訪れることができる場所だ。 今朝の夢では、わたし…