トルコ、テュルク、匈奴、南オセチア

ここ数日、トルコの情報を目にすることが続いている。昨夜はGoogle Mapでトルコのヴァーチャルツアーをして遊んでいた。先程もまた、Twitterである人がカッパドキアの写真や動画を投稿しているのを見たところだ。イスタンブールへは2度訪れたことがあるけれど、トルコにはもっとゆっくり滞在して広く回ってみたい。 少し前に出雲そばを注文する夢 [https://www.hvezda369.cz/2021-03-09/] を見てから、龍にまつわる神話の旅がまた再開したようだ。出雲族の祖であるスサノオは、トルコの辺りからやってきた(匈奴の末裔だった)という説がある。 そういえば、今朝二度寝をする前には、South Ossetia(南オセチア)という名が不意に頭に浮かんだのだった。しばらくあの辺りのことを思いつづけてみよう。…

出雲、エジプト、トゥバン、シリウス、龍蛇、鯨

昨日は18時に寝て、今日は2時に起きた。いくつも夢を見て、わたしはまた夢の中で何かを食べていた。ある夢の中で、わたしは複数の知らない人たちとともに飲食店にいた。注文を聞きに来たスタッフがメニューを持ち去ろうとしたのを止めて、手にしたメニューの右上に書かれていた「出雲そば」を注文していた。最近は夢の中で麵類を食べていることが多い。 出雲はこれまでに三度訪れた。日本の中でも特別に好きな土地のひとつだ。元出雲族も龍蛇族だと言われていて、エジプトに繋がっている。スサノオとオシリス、いずれも星信仰だ。恒星トゥバンのことが気になりはじめてから何かと龍蛇づいている。さらに鯨がそれについて回る。 先日書いた龍涎香の話 [https://www.hvezda369.cz/2021-03-07/] だってそうだ。鯨の体内から吐き出される龍の涎。そもそも、わたしは随分前から龍づいている。16年前の夏に夢の中で「貴船」と言われて龍神を祀る貴船神社を訪ね、同じ年に出雲大社の神在祭に参列したことを思い出す。これはわたしのごく個人的な神話でありながら、悠久の物語でもある。…

神と神の対面、白蛇の姿をした龍神、石に刻まれた半人半魚

夢の中で、わたしは東アジアのどこかにある国の聖地を訪れていた。そこは巨大な岩の中にある空間で、奥には小さいながらも豪華な祭壇が設けられていた。そして、色鮮やかな衣装を身に着けたシャーマンがいて、特別に許可された祭儀を担う人々が集まっていた。 わたしは、その地の神に願い事をしに来た人々を案内する通訳的な役割を担っているようだった。橋本聖子氏がメンバーの中にいた気がする。事前に交渉は成立していたが、相手側は直前になって、何かが足りないので神を呼び出すことはできないと言い始めた。その裏には政治的な駆け引きがあるようだった。 わたしは「話が違うではないか」と怒り、それならば、わたし個人のために神を呼び出すようにと要求した。そうして儀式がはじまった。 相手側の神は半人半魚の姿をしていた。わたしはわたしで、自分の神を呼び出した。わたしの神は龍であり、現れたのは空を覆うほど巨大な白い蛇だった。神と神とが対面し、洞窟の中は強烈なエネルギーが渦巻いていた。身体に感じた圧力をはっきりと覚えている。外には嵐がやってきて、激しい雨風が吹き荒れていた。 その後、わたしはさらに別の聖地にも案内された。そこ…

レバノンの夢

今朝方見た夢の中でわたしはレバノンにいた。そこが本当にレバノンだったのかはわからないが、夢の中ではそういうことになっていた。わたしは、眺めのいい小高い丘の上にある石造りの建物の中にいた。日本やチェコでは見たことのない植物が生えていて、その向こうにはローマ遺跡らしきものが見えていた。わたしの宿泊場所だという部屋は、柱だけで支えられた壁のない吹きさらしの空間だった。すぐそばには宗教の勉強や修行をする場所だという高い塔が建っていて、老賢者のような風貌の男性たちが階段を昇っていくのが見えた。目隠しとして設えられた臙脂色の布が風に揺れていた。その後わたしは、石壁に囲まれた中庭のようなところで軍事練習らしきものを見学した。兵役中だという数人の男性たちが標的に向かって射撃練習をしていた。そこに、鮮やかな化粧をほどこした美しい女性が二人現れた。ガイドだという彼女たちは日本語を話していたが、どこの出身なのかはわからなかった。…

5体の女性のミイラが祀られている夢とスサノオ、ミトラ、アマテラス

今日見た夢の記録。 わたしは、知らない場所の知らないカフェで昼食をとっていた。経営者やスタッフは日本人のようだったが、客席にはさまざまな国の人々がいた。食事を終えて、支払いのためにレジに並んだところ、レジの背後の壁の上部に5体のミイラが祀られているのを見つけた。いずれも女性のミイラだった。5体並んだミイラはすべて、即身仏のように色鮮やかな衣装を纏っていた。左端のミイラだけが、保存状態が違ったのか、生前の顔つきまで想像できるほどはっきりと形状を保っていた。わたしは「ああ、ここの人たちは先祖代々これらを受け継いでいるんだな」と思っていた。恐怖感はまったくなかった。 支払いを済ませたわたしは、地下にあるトイレを利用した。妙に広々としたトイレの中でふと「代々受け継がれてきたミイラが祀られているということは、ここにはきっと、ずっと昔からの思念や怨念も引き継がれて留まっているのだろうな」と思っていた。 昨夜もまた、スサノオと金星について思い、最近見た印象深い夢の示すところを問いかけてから眠りに入った。そして、上記の夢を見た今日、改めてスサノオについて調べたところ、松村潔氏の著書の中にこんな記…

宵の明星

窓を開けたら、真正面で金星が光っていた。あまりに明るくて、手を延ばせば掴めそうだ。放射状に広がる光線まではっきりと見える。食べたらきっとおいしいだろう。ふと、あの金星を額の上に掲げたいと思った。そうしたら、放射状に光を放つ金星の冠を頭に載せた若い男が、白い馬に乗っている情景が浮かんだ。あの若い男はわたしだ。そうなりきってみよう。窓から離れた後もずっと額の上に輝く金星を感じている。…

新型ウイルスと世界の現状、スサノオ=疫病神説、彗星到来、内と外で起きていること

Day 9 in quarantine. チェコでロックダウンが発令されてから9日が過ぎた。やはり、どうにも心身が落ち着かず、仕事や家事が手につかない。頭は早く切り替えたがっているが、身体がそれを拒否している。これはもう、腹を括って、現在の世界情勢と空気にしっかりとチューニングをあわせ、自分の内と外で起きていることをとことん味わうしかない。道徳的な理由ではなく、自分自身のために、たやすく片付けて切り替えてはいけない気がする。生き物として、人間として、自分の内と外で今まさに起きていることをすべて呑みこむ必要がある。 先日友人から、金星=スサノオ説、そして、疫病神としてのスサノオについて教えてもらった。「スサノオは、境界を破って侵入してくる遊牧民の象徴だったのではないか」と彼は言っていた。古代において、疫病は海の向こうから来ると考えられていた。これは迷信ではなく、渡来人が日本にはなかった疫病を持ち込んで流行させたということだろう。 さらにこのタイミングで、裸眼で見えるほど明るい彗星が地球に接近している。スサノオは彗星に例えられることもあるそうだ。太陽系の外からやってくる彗星もまた、既…

ミトラとスサノオ

https://youtu.be/FsTVF0Fu5_c 春分より少し前に、突然頭の中でこの曲が流れはじめた。そして、「ポロヴェッツって、ウクライナ~カザフスタン~モンゴルの草原地帯にいた遊牧民族のことだったっけ」などと思っていた。 今週立て続けに中国奥地(というよりも、モンゴルやカザフスタン、アルタイの辺りの印象)の夢を見た [https://hvezda369.cz/n081b3adb15ee] のが気になり、友人にそのことを話したところ、会話の中で、タタール神話の中のある物語がスサノオに繋がっている可能性を教えてもらった。そこからさらに、蘇我氏について、神代文字についてと話題が広がった。3月に入ってから心身ともに落ち着かない日々が続いて物事に手がつかなくなっていたけれど、新型ウイルスによる未曽有の騒動の中で、春分にあわせてスサノオというキーワードがやってきたのはおもしろい。スサノオ、蘇我氏、タタール神話、アルタイ、ミトラについてさらに調べてみよう。 ****************************************** ミトラ教について調べようとしてすぐに…