Metamorphosis

昨日の夜中のこと。幼少期の自分は確かによく一人で絵を描いていたのに、いつの間に「わたしには絵なんて描けないし、描くことに興味もない(卑屈になるのではなく、身の回りの人たちを見て「絵を描ける人、さらっと落描きができる人はすごいなあ」と本気でそう思っていた)と思いこむようになったのだろうという思いが再び頭に浮かんだ。すると、様々な記憶の断片がやってきては流れていき、堪えきれなくなって言葉にしないまましばらく泣いた。そうして久しぶりにまた、背中から脱皮したような、あるいは羽化したような感覚を味わった。今もその余韻は続いていて、まだ輪郭が定まらない柔らかな状態を味わっている。 Last night, the question came to my mind again, when I came to believe that I couldn't draw and wasn't interested in drawing (not in a sneering…