By
R. Rorýs
in Dreams
on
深夜の海を見に出かけた。海へと続く石畳の路地にある小さなカフェが無人で営業していて、好きな飲み物や菓子などを無料でテイクアウトすることができた。わたしはココアのような飲み物をカップに入れ、マカロンのような小さな菓子を器に取り、アブサンのような酒を小さなグラスに注いで持ち出した。
開け放たれたカフェの四角い窓から外の様子を眺めていた場面が印象に残っている。薄い青緑色の塗料が少し剥がれかけている古い木の枠がついた横長の窓だった。夜の海は真っ暗だったが、わたしたちと同じように散歩をしている人たちもいた。パトロールをする警察らしき人々もいた。日の出が近づき空が明るくなった頃、帰路に着いた。
飲み物や菓子を無料で提供してくれたカフェにせめてチップを置きたくなり、帰り道にまた立ち寄った。中にはまだ誰もいなかったので、少し考えた後、菓子が載せられている大きな皿の下にいくつかのコインを忍ばせておくことにした。路地を抜けて開けた場所に着くと、既に人々の活動が始まっていた。
わたしは草に覆われた急勾配の道を登ろうとしたが、一緒にいた人は少し離れたところにある舗装された緩やかな道を行きたそうだった。彼…