処分予定だった封筒の中から75万円を見つける夢

夢の中でわたしは何かの組織に属していた。周囲には同じ組織に属しているらしい知らない人々が複数いて、わたしはその場所へ出張に来ているようだった。段ボール箱の中に投げ入れられた処分予定だという書類の中から、わたしは一つの封筒を取り出した。 封筒の中からは、わたしの父の名と、母の内縁の夫の名が記された出資かあるいは貸付に関すると思われる記録書類とともに、75万円分の札束が出てきた。それは当初必要とされたものの結局は余ったお金で、最終的にはわたしが受け取ることになっていた。…

偶然か必然か

7月に空港のチェックインカウンターで偶々前後に並んだことをきっかけに出逢った女性が、予定通り9月に近くの町へ引っ越してこられ、今月2度もわたしが暮らす町まで会いにきてくださった。彼女とは、話すたびに思いがけない共通の話題が見つかる。先日は、彼女の義父さんがテレビにも出演している(外国人であるわたしでも顔を知っていた!)有名な占い師だと知ってまたまた驚いた。 最近は、15年以上前にオーラソーマ・カラーセラピーを教わった方から連絡があり、次回の一時帰国時に久しぶりにお会いする約束をしたり、そのオーラソーマを通じて出会った友人とも再会の約束をしたりと、しばらく離れていたことがまた近づいてきているように感じていた。タロットカードもすっかりしまったままになっているが、そのうちまた以前とは別の意識や目的のために手に取る日が来るのかもしれない。…

鳩の幼鳥を救えなかった自らのやるせなさ

移民局がある駅を降りてすぐ、小さなふわふわとした灰色の塊がバスターミナルの歩道をよたよたと動いてはうずくまる様子が目に入った。それは鳩の幼鳥だった。まだ飛べないようだったので、もしかすると巣から落ちてしまったのかもしれない。よく見ると足の爪が既に傷んでいて、痛々しい姿だった。 どうしたものかと悩んだが、親鳥が助けにくるかもしれないと期待して一旦その場を離れた。しかし、移民局での用事を終えて駅に戻ると、幼鳥は同じ場所に佇んでいた。石畳の上を歩くのも困難なようで、よろよろと動いては躓き、うずくまる。人通りを怖れてか車道へと近づいていく幼鳥を、放ってはおけなかった。 わたしはVに頼んで、その地域を管轄する野生動物保護センターに電話をかけてもらった。電話では「その幼鳥を連れて帰ることはできるか」と尋ねられたようだが、Vが無理だと答えたところ、幼鳥を歩道の上ではなくどこか隠れたところに移動させるようにと指示された。彼らはなるべく早くその場へ向かうとのことだった。 Vが幼鳥を両手で掬い上げ、曲がり角に建つ少し死角になったビルの階段の屋根の上に載せた。わたしはペットボトルの蓋で水を与えてみたが…

夢の旅先

夢の中でいつも知らない旅先にいる。眠りにつく前に「今日はあの星へ行こう」と決めているので、眠っている間にその星かあるいは関わりのある何処かへ旅をしているのだと思う。当然ながらそれはまるで未知の世界なので、夢の記憶は地上にある既知の情報や想像できる範囲のイメージで編集されている。 今朝の夢の中でわたしはトルコかあるいは中東のどこかのような場所にいた。やはりわたしは旅の途中で滞在先へ向かっていた。淡いエメラルドグリーンの壁にピンクの装飾が施された建物の中を歩いていたのを覚えている。周囲はたくさんの人で賑わっていて、外にはモスクか寺院のようなものが見えていた。 わたしはホテルの入口またはエレベーターを探して歩いていた。建物はかなり巨大で、広々とした通路には延々とトイレの入口が並んでいた。エレベーターの前でどうやら同行者らしい女性に遭遇した。そして、彼女と同じ滞在先を予約しておけば便利だったなと思っていた。 そして、彼女がずいぶん薄着なことに気づき、そういえばここはかなり温かい場所なのだったと気づいた。わたしはロング丈のコートを着てスーツケースを手にしていた気がする。夏物の服は持ってこな…