ドラマティックな夕空と、天頂に浮かんだ細い三日月、そして母が証明写真を撮るという夢

2019年10月7日

今朝、目覚め際に見た夢。昔の実家(造りは実物とは少し違っていた)の縁側から見えた空があまりにドラマティックで、わたしは写真を撮りに行こうとしていた。日暮れ後の薄暗い空に驚くほど大きな入道雲が出ていて、その雲の縁が雷に照らされて光っていた。まるで空に大きな光の曲線が描き出されたかのようだった。

出かけようと向かった玄関に、知らない人の靴が無造作に転がっていた。それは、女性用パンプスと子ども用の靴だった。「来客でもいるのかな」と思いながら、それらの靴をきちんと並べ直して外へ出た。玄関を出て空を見上げたら、ちょうど天頂のあたりだけ雲が切れていて、細い三日月がくっきりと浮かんでいた。言葉にならないほどきれいだった。

後から母も外に出てきたので「写真を撮ってくるよ」と伝えた。母は「これから必要になるからパスポート用の証明写真を撮ってくる」と言って近所の家へ向かった。「あなたも必要かと思ったけれど、必要ないね」と言われ、わたしは「現在手元にあるパスポートはまだ期限は切れていないな」と思っていた。

証明写真の撮影はすぐに済み、女性が撮影金額を提示してきた。びっくりするほど高額だったが、母は「必要な時にすぐ作れる便利なサービスだから」とまったく気にしていない様子だった。彼女は5桁のランダムな金額が振られた金券のようなものをたくさん手に持っていて、2枚を組み合わせて支払いを済ませていた。