どこから来て、どこへ行くのか

「自分がどこから来たのかを見つけ、どこへ行くかを定める」のを、この人生の目的にしよう。そう意図すれば、地球上でのあらゆる体験をそのために活用できる。物質的制限のある肉体を持つ存在だからこそ見えることがある。どうせならば、元来た星へ還るのではなく、さらにその先を目指すのがおもしろい。

『星』 山尾三省

星を見て つつしむ
星を浴びて いのちを甦らせる
星を定めて 死の時を待つ
星を見て はなやぐ
星を浴びて 法を浴びる
星を定めて 天にまじわる
星を見て 究極する
星を浴びて 地に還る
星を定めて 星に還る

最近、この詩をよく思い返している。