思いや都合に落としこまない、形にすることを目的にしない

自分の内側であれ、外側であれ、そこに生じて在るもの、そこにある動きや流れを、思い通りに支配しようとか、理解の枠に落としこもうとか、自分のものにしようとせずに、淡々とただ在ることを認め、その動きや流れの行きたい方へ任せているのが、どこにも無理がなくて自然だ。

ビジネスも同じで、アイデアや意図そのものの動きが、呼応するものを引き寄せて、自然とハーモニーを成していく。そこに参加する者が、経験からくる思い込みや都合に落としこもうとせず、アイデアや意図そのものを信頼さえしていれば、その動きは既存の枠をどんどん超えていく。

そもそも、ビジネス(という都合)が先にあるのではなく、アイデアや意図から循環は始まっていくので、これは当たり前のことだ。ビジネスもまた、命が流れた後に残る形(殻)のひとつ。