意味にとらわれずに声/音になる

意味にとらわれずに声/音になる

これは、言語習得における音の聞き取りと発声練習の重要性に近いのではないか。思考を挟まずに音を聞き、そのまま発声/発音することを繰り返して体得していく。声に出して読む音は、まず自分の身体に響く。

古神道を学んでいた頃、師に教わった通りに祝詞を声に出して読む練習をしていた。意味を理解するより先に、自分が声/音になり、筒になるのを実感した。そして、それがとても気持ちよかったのを覚えている。

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