植物には動物の存在が必要なのだと夢の中で教わる
5年前の今日に見た夢を、Facebookが思い出させてくれた。
わたしは、古い木造家屋の縁側で、隣に座る人から話を聞いていた。その人はわたしに、植物の育成には動物の存在が必要なのだと言った。植物だけが隔離された土ではなく、様々な動物が関わる土で育つ方が、植物のエッセンスが増すらしい。動物の皮脂や汗、垢、皮膚や爪の破片など(夢の中では山羊や牛の頭と耳がクローズアップされていた)が土に落ち、それらが情報として植物に伝わるのだと教わった。
バイオダイナミック農法で作られる調合剤には、牛の角や頭蓋骨、小腸や腸間膜などが用いられるそうだ。夢の中ではそういった詳しい話はなく、ただ、四足動物の頭部からは特に重要な情報が土と植物に行き渡るとだけ教えてもらった。
温かい日差しの中で、外の景色を眺めながら、そんな話を聞いているのはとても心地よかった。そばには大きな黒猫がねそべっていて、尻尾がぱたんぱたんとわたしの膝を繰り返し叩いていた。周囲には農場と牧場があり、牛や山羊たちがのんびりと草を食んでいた。