2020‐08‐03 母を看取った後の日記

この忙しい中でも、なるべくカメラ(アナログ、ピンホール)を持ち歩くようにはしているが、実家の周辺では写真を撮る気分にならない。大判カメラで極北の世界を撮ってきたある写真家は、日本にいるとどうも写真を撮る気にならないのだと言っていた。その感覚がわかる気もする。写真を撮るには、写真を撮るだけのための時間と状態が必要不可欠だ。