立春の前に
昨夜は妙に寒いなと感じていたが、横になったらぞくぞくしてきて、これは熱が出るなと思っていたら、やはり発熱。熱が上がる前は悪寒や痛みが伴うが、一旦発熱してしまえばむしろ体感は心地よい。身体の中から燃えているような感じだ。 昨日は突然水洟が止まらくなり、くしゃみを連発していたので、「プラハへ出かけた日にどこかで拾ってきたんだな、身体はそれを排出したがっているんだな」と思っていた。鼻水も、くしゃみも、発熱も、すべては不要を排出しようとする身体の自然な働きだ。 そして、“風邪の達人”である野口晴哉は「四十分から二時間くらいで(風邪を)経過してしまう。クシャミを二十回もするとたいてい風邪は出て行ってしまう。」と書いていたなと思い出した。 立春前に発熱して身体の偏りをほぐし、不要を排出しようとするなんて、身体は実に見事だ。肉体は最も身近な自然だと言うが、まさにその通りだと実感する。身体の自然を信頼し、身体の必要に耳を傾け、身体の心地よさを大切にするのは、自然との共存の基本。 頭を使い過ぎて頭が疲れても風邪を引く。消化器に余分な負担をかけた後でも風邪を引く。腎臓のはたらきを余分にした後で…