亡くなった家族の納骨という仕事

明日は、1月にSARS-CoV-2感染の末に亡くなったVの祖母の遺骨を彼の家族とともに埋葬するため、彼の故郷を訪ねる。近くに住んでいるVの伯父のパートナーが車で迎えに来てくれるので、さくらも連れて行くことした。帰りはおそらく電車を利用するので、さくらはまたもや犬生初の体験をする予定だ。 昨年夏に他界した母の遺骨はいずれ市が運営する霊園にある納骨堂に納める予定だが、わたしが次にいつ日本へ帰国できるかはまだまったく見えない。母のパートナーが実家で無事に暮らしている限り(そして同市内に住むわたしの実父がまだ生きている間は)わたしには急ぐ理由がない。…

複数のアーティストが同居する家を訪ねる夢

今朝見た夢の中で、わたしは複数の人がともに暮らす家に招かれていた。そこはさまざまなアーティストやクリエイターが同居するシェアハウスのような空間だった。わたしはかなり離れた場所からやってきて、初めてその家に滞在するようだったが、その場にいた人はみなわたしのことを知っている様子だった。 一人の男性が、そこに暮らしている全員の名刺を一纏めにしてわたしに手渡しながら、「あなたのことはみんなよく知っているよ、あなたはここでは有名人だよ」と笑顔で言った。他の人たちもみなにこにこしていて、わたしの来訪を歓迎してくれているようだった。 そして、そこには友人がいた。夢の中の彼は、実際よりもかなり若く見えた。にこやかな笑顔を浮かべている彼と互いの目が合ってすぐ、わたしたちは特撮映画か何かについて話をはじめた。そこから先は覚えていない。…

20年前の記憶―初めて人から助けられたと感じた体験

かれこれ20年近く前のことを不意に思い出した。 ある日、鳩尾に鋭い痛みを感じるようになった。当時わたしは日雇いの仕事でかろうじて食いつないでおり、健康保険には加入できていなかった。公的補助などの知識はなく、過去の虐待経験に基づく恐怖によって家族からは逃げており、どこにも助けを求めることができなかった。 しかし、日に日に痛みは増し、やがて歩くのも苦痛なほどになった。そろりそろりと歩いても、振動が鳩尾に響いて激しく痛んだ。 当時は確か後に元夫となる人と付き合っていたが、なぜか彼にも助けを求めることはできなかった(もしくは的確な助けは得られなかった)。そんな状況の中、彼の部屋にあったPCから時々参加していたチャット部屋を覗くと、管理人の女性だけがオンラインだった。 わたしは彼女に自分の状態を話した。すると、同じ市内に住んでいた彼女はすぐに車で駆けつけて、わたしを区役所へ連れていき、保険加入の手続きをさせてくれた。そこでわたしは初めて、低収入者には保険料の軽減制度があることを知った(今思うと、当時のわたしは住民登録もしていなかったかもしれない)。 あれは、わたしが初めて人から確かに助…