金鉱脈をめぐる旅

金鉱脈をめぐる旅

6月に訪れたフィンランドのウツヨキやイヴァロ川流域には金(フィンランド語では「Kulta」)採掘の歴史があり、現在でも砂金採取が行われている。今回の旅では、16世紀に最初に金が発見されたというウツヨキで、「Kultala (Gold village)」という名のトナカイから繋がる嬉しい縁にも恵まれた。

昨夜ふと思い立って、9月末に再訪予定の久米島に関する情報をなんとなく検索していたら、久米島にも戦前に金採掘の歴史があったと知って驚いた。久米島は沖縄県で唯一、金鉱山の記録が残っている島らしい。

私が妙に惹かれる土地/居心地がいいと感じる土地には、金にまつわる歴史が残っていることが多いようだ。図らずも金鉱脈をたどる旅をしている。実は、チェコ共和国にもかつては金鉱山があり、現在でも僅かではあるが砂金採取が可能な場所がいくつかある。

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