夢の中で、仕事か何か任務のために知らない土地を訪れていた。わたしはどこかへ移動するため駅へ向かっていた。既に20時を過ぎていたが、空はまだ明るかった。何かの研究所だという建物がある敷地の中を歩いた。わたしは以前にもその研究所を訪ねたことがあるようで、その場所を知っているようだった。
敷地の中には広大な公園があった。そばには大きな川が流れていて、わたしはその川の堤防沿いを歩いた。川の水量は多く、堤防のすれすれまで水が満ちていた。川の向こうには、遠くにビルが建ち並ぶ街の様子が見えた。わたしはのんびり歩きながら、時々立ち止まって写真を撮った。
やがて公園の出口が近づいてきた。出口付近には深々とした森が広がっていて、公園の中とは雰囲気がまるで異なり、さらにそこには石造りの神社かあるいは大きな墓のようなものが建っていた。その森を通り抜けて外へ出た後、改めて振り返ると、大きな石造りの記念碑に女性の顔が描かれていた。
その女性はいわゆる霊能者のような存在で、昔多くの市民を助けた人物らしく、そこに祀られ、現在も人々から信奉されているようだった。ひときわ大きな記念碑の隣には、2、3の小さな石碑も並んで建っていて、それらは彼女の弟子あるいはアシスタントを記念・祀るもののようだった。