北朝鮮を訪れている夢

夢の中で北朝鮮を訪れていた。単独旅行ではなく、十数人ほどのグループで行動してるようだった。わたしたちは今回が初めての訪問ではなく、以前にもそこを訪れたことがあるようで、何処に行けば何が手に入るのかを既に知っていた。周囲の風景は東アジアのどこかの国の地方都市という風情だった。

道に面した飲食店のテイクアウト用カウンターで、グループの中の一人がスタッフと交渉したところ、彼は奥から小さな日本製の缶ビールをこっそり取り出し、わたしたちに手渡した。それは、その国には存在するはずのない製品だった。その後、わたしたちは市場のようなところへ行き、野菜や肉などを見て回った。どれも驚くほど安かった。

わたしたちは男性6割、女性4割程のバランスの集団で、道を歩いていると自然と男女それぞれのグループに別れがちだった。ふと、特定の人物が背後から付きまとっていることに気づき、わたしはグループのリーダー的存在の男性に「外で行動する時はバラバラにならずに、なるべくまとまって一緒にいてもらいたい」と話していた。