魚屋の店先のオットセイ

魚屋の店先のオットセイ

夢の中で、車線がいくつもある近代的な道路を渡ると、古い小さな建物がひっそりと軒を並べる通りがあった。そこだけ時が止まっているかのようだった。その通りを左手に歩いていくと、魚屋の店先にオットセイがいた。どうやらその魚屋で飼われているらしい。

さらに歩くと、小さな居酒屋のような店があった。 中に入り飲み物を注文した。 古い木造家屋を改造したようなその店にはカウンターしかなく、数人が座っただけで満席だった。 やがて多くの観光客がやってきて、窓の外には行列もできていた。 わたしは店を出ることにした。店員の女性がすまなそうに話しかけてきたが、私は喉が渇いていただけで食事をするつもりはなかったので大丈夫だと伝えた。 どうやらわたしは以前からその店のことを知っていて、その女性とも顔見知りのようだった。

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