アフリカ大陸の西に浮かぶ島と「サハラの目」
夢の中で新しい場所へ旅に出ていた。わたしは休暇中で、アフリカ大陸の西にある島を訪れていた。夢の中では、その島あるいはその国の名を聞いた・見ていたが、忘れてしまった。「TE」から始まる、実際には存在しない名称だった。
様々な人種の人たちが行き交うローカルな空港の様子や、タクシーのようなもので移動した街の気配を覚えている。ホテルに到着後、わたしは自ら運転をして近くのマーケットへ買い物に出かけた。
わたしはそこに5日間滞在するようだった。その後も休暇は続くが、次の行き先はまだ決めていなかった。わたしはホテルの部屋で、次は北欧方面へ向かうか、それとももう少し物価の安いところにしようか等と考えていた。部屋の窓からは、すぐ前の道路を走行する車や乗客の姿がはっきりとよく見えていた。
目が覚めた後に改めて地図を見た。わたしが夢の中で訪れていたのは、カーボベルデがあるあたりだった。そして、あのあたりにもアトランティスに纏わる伝説があった気がして検索したところ、夢で滞在していた島からは東にあたる、モーリタニアにある「サハラの目(リシャット構造)」こそがアトランティスの失われた都の痕跡ではないかという説があることを知った。
「サハラの目」がアトランティスであったかどうかはとにかく、写真で見るだけでも不思議な、そして魅力的な絶景だ。