風呂に湯を張っている間にたまたま広告を目にした漫画を数時間かけて読みふけってしまい、こんな時間(4:00 am)になった。たまにこういう時がある。肉体的にも精神的にもそうとう疲弊していたのだと思う。
土曜日には熱が下がり、火曜日から続いていた下痢も止まって、やっと回復してきたかと思っていたが、日曜日の夕方にはまた熱が上がり、下痢も再発。わたしの身体は、やってもやっても終わらない遺品処分がほとほと嫌になっているのかもしれない。それだけでは無い。SNSなどには書かないようにしていた厄介な親族との関係や、母と母のパートナーが遺した親族との間の権利問題等もあり、とにかく疲れ果てた。
しかし、もうすぐ本当に終わる。そうすればこの家から離れられるし、関わりたくない人たちともすっぱり関係を断つことができる。
母と母のパートナーの遺品の処分と整理はほぼ完了したと思っていたら、さらにまた衣類が出てきた。スラックスだけでも40~50本はある。大きなゴミ袋6つ分になった。母の衣類は3年前にかなりの量を処分したが、まだまだ残っていたようだ。よくこれだけのモノを溜め込んでいたものだと呆れてしまう。
この家は、2階も、3階も、そして1階のガレージと倉庫も、モノとガラクタでぎっちり埋めつくされている(2階はわたしがかなりの量のモノを処分したが)。母と母のパートナーも、上階に住む親族も、寂しい、虚しい人々(だった)なのだなと改めて思う。
それにしても、人が残したものの後始末は実に疲れる。今回もまたわたしは途中で発熱し寝込んだ。3年前の母の死から、いったいどれほどの量のモノを処分し、コトを片付け、終わらせてきたことか。今日も大量の衣類をゴミ袋に入れながら、遺影に向かって「お前らアホか…」と思わず呟いた。