わたしの最適解

日本にいると、書くこと・言葉数が明らかに増す。わたしが日本にいる時とは、家族をはじめとする社会関係の中のさまざまな面倒事を片付ける時なので、やはり負担が大きく、書くことで整理し、手放し、自分をなるべく楽に快適に保とうとしているのだろう。

弾き出されるように日本を飛び出し、思いもよらずチェコに漂着してそのまま移住したけれど、あれはまさに上位の導きであり、望み通りだったと実感する。遠く離れているから、負担の大きい関係とは距離を置くことができたし、だからこそ、母や母のパートナーと対等な他者同士として関係を築き直すこともできた。

わたしにとって、日本を離れることになったのは最適解だったとしみじみ感じている。