夢と現実

先日訪ねてきてくれたチェコ雑貨店を運営する同級生との対話の中で、10代の頃の自分が「海外に住んで、英語を使って生活・仕事をしたい」と言っていたことを思い出した。当時のわたしは、彼女ともどもスイスへの移住を夢見ていたらしい。実のところ、わたしはそんなことはまったく覚えていなかった。

そして今、スイスではなくチェコではあるが、当時わたしが漠然と夢見ていたことは確かに実現している。

「Rちゃんはあの頃よく絵を描いていて、わたしに絵をくれたこともあった。今でもそれらの絵はうちにあるよ。」と彼女から言われ、わたしはやはりそんなことはすっかり忘れていたので驚いた。そして、彼女は「Rちゃんは既に再び絵を描いているし、次に実現するのは、絵に関するビジョンかもね」と言った。わたしもきっとそうなる気がしている。すべては既にそこへ向かって動いている。