生きるためと死ぬための分身づくり

生きるためと死ぬための分身づくり

描いたり書いたりするために生きているのではなく、生きているうちは生きるしかないので生きるために描いたり書いたりしている。

生きるために描いたり書いたりすることが死んだのちの道しるべにもなるだろうという思いもある。だから描いたり書いたりするのは生きるためでもあり死ぬためでもある。

「芸術というのは、みな分身を作ってそこに乗り換えるということだが。人間の目的は、こういうことをするか、あとは死ぬまで暇なので、ひまつぶしをするか、のふたつしかない。それ以外のものはない」と松村潔氏も以前書いていたのを思い出した。

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