海辺の行楽地ヒアデス
夢の中で砂浜の上に作られた屋外カフェのような場所にいた。空はよく晴れていて、砂浜も海もきらきらと輝いていた。同じテーブルには母がいたように思う。さらに母方の祖父母もいたかもしれない。
わたしは何か用事のために出かけることになった。母方の従弟が先導していたが、彼が案内する道は尖った葉を持つ木々が繁っていて歩きにくく、わたしは少し下った川沿いの土の上を歩いた。従弟は妙な服装をしていて尻が露出していた。
地下鉄の駅のようなところに着き、切符を購入しなければならなかった。そばにいた従弟と伯母に何処へ向かう切符が必要かを尋ねたが、彼らはわからないようだった。仕方ないのでわたしは表示にあった複数の中からひとつの行先を選んで切符を購入した。
場面が変わり、わたしはまた母や祖父母と共にいた海辺へと向かっていた。その場所はいわゆる行楽地のようで、たくさんの人たちが同じ砂浜へ向かっていて道はかなり混雑していた。近くにはドライブインのような建物もあった気がする。崖の下に広がる海はやはりとてもきれいで、いい眺めだった。
ヒアデスに行ってみようと決めて眠った後に持ち帰った夢の記憶。夢の中でプレアデスは観光地や行楽地のように描かれるが、ヒアデスも行楽地らしい。
アンタレスは大きな中央駅で、プレアデスは山の行楽地、ヒアデスは海の行楽地。母や祖母は北斗七星に住みながら、 プレアデスやヒアデスに観光に出かけている。夢から持ち帰ってきた記憶と印象を繋げてみると、まるで旅案内あるいは旅行エージェントのようだ。エーテル体の水先案内人。なかなかいいかもしれない