白い布団の上の黒いウミウシ、友人とホテルのカフェへ行く約束をする夢

今朝方見た夢の中で、わたしは旅先の宿泊施設にいて、そろそろそこを去るのか荷造りをしていた。室内には人間用にしては少し小さい白い布団が敷かれていて、その右上端のあたりには黒いウミウシのような生物が這うように動いていた。わたしはその生物に触れたくなくてしばらく放置していたが、意を決して布団の反対側を掴み、窓の外で布団を大きく振ってその生物を振り落とした。布団には粘液のようなものがこびりついていたが、そのまま布団を窓から下へ落とすと階下にいるスタッフのような人が洗濯をしてくれるようだった。

別の夢あるいは別の場面では、わたしは旅先で友人からの連絡を受けてやり取りをしていた。彼女はその場にはいなかったが、夢の中では彼女の姿がホログラムのように現れてはっきりと見えていた。彼女は、わたしが旅から戻ったらあるホテルのカフェでお茶でもしようと言った。わたしはそのホテルの前を通ったことがあるらしく、大きな建物やいかにも高級な雰囲気のホテルの玄関が目の前にあるかのように見えていた。そして、ちょうどわたしもその場所へ行きたかったのだと答えた。

この友人が現れる夢は、後にも記憶に残る象徴的な場面が多い。以前に夢の中で彼女の自宅だという場所を訪れた時には、鷲のような鳥が羽を閉じた状態で垂直に空中に浮かび、その周りを無数の鳥たちが円を描きながら飛び回って筒状の形を形成する様子を眺めていた。