昨日はPMS(PMDDレベルかも?)の身体症状が強くてあちこちが痛く、少しでも楽になりたくて、心地良く感じられる色を選んで思いつくまま絵を描いていたが、どれも途中で行き詰まってしまった。
新しく購入したClairefontaineのPastelmatは、粉がまったく出ないほどドライパステルを見事にキャッチして発色もすばらしいが、一旦載せた色をぼかすのは難しく、一般的なパステル用紙やMi-Teintes紙との違いに苦戦した。苦戦しすぎてどうにもできなくなった一枚目は、結局水で一旦洗い流した。厚い台紙に糊付けされたタフな紙なので、乾かせばまたその上から違う絵を描くことができる。
気分を変えようと、ストックしておいた画像の中から選んだ風景を描きはじめたが、描けば描くほど「こんなものを描きたいわけではない」と感じ、最後は疲れてしまって、最終的にどの絵も途中のまま放置して眠った。
そうしていつも通り約9時間眠ってたくさん夢を見て目覚めると、身体症状はますます強まってはいるが、放置した絵のひとつについて昨日は思いつかなかったアイデアが浮かんだ。
今になってみればなぜそれを思いつかなかったのだろうという方法だが、昨日だけでなく以前から長らくそれに気づくことができなかった。絵の教育や訓練を受けたことなどないので、こうして小さなことに気づくのに毎回時間を要する。まるで子どもがひとつひとつ小さな発見を重ねていくようでもある。